ウェブサイトを閲覧しているユーザーは普段どのプロトコルで接続しているかなどを考えることはあまり無いと思いますが、日本でもすでにこの次世代プロトコルで接続されるサイトも増えてきています。
そんなサイトに接続していても、普通に閲覧しているだけではIPv6かどうかなどを判断することはできませんが、今後大きく普及していくことを考えると、どんなサイトがIPv6で接続されているか、自分の環境でIPv6接続をすることができるのか、などを知っておくことも必要なのかもしれません。
Firefoxに「SixOrNot」というアドオンをインストールしておけば、現在どのプロトコルを使って接続しているのかを簡単に知ることができるようになります。
「SixOrNot」は、Firefoxのロケーションバーやツールバーボタンに現在閲覧しているサイトのプロトコルを表示したり、そのアドレスに関する情報を参照することができるというものです。
アドオンをインストールすると専用のツールバーボタンが設置され、そのサイトがIPv6で接続されているなら 、IPv4で接続されているのなら というようにボタン表記が変化するようになります。
また、ボタンにマウスを乗せたり、クリックすることでIPアドレスの詳細情報を確認することもできるようになっています。
詳細情報パネル内には、リモートおよびローカルホストのIPアドレスなどが表示されるようになっています。
■マウスオーバーによる情報のツールチップ表示
■ボタンクリックによる情報の表示
また、ボタンクリックによる詳細パネル内の[Show Addressbar Icon]をクリックすればロケーションバー右端にもボタンが設置され、[Use Greyscale Icons]をクリックすれば、ボタンがグレースケールで表示されます。
■ロケーションバーアイコン
■グレースケールアイコン
このように、サイトを表示するだけでその接続プロトコルとIPアドレスに関する情報を確認することができるというアドオンです。
閲覧しているサイトの接続状況やアドレスを簡単に把握したいという方には、便利なアドオンですね。
ダウンロード:SixOrNot(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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