しかし、どこで誰がどのように引用しているかなどを調べるのは非常に面倒な作業となり、結局何もしていないという方も多いのではないでしょうか。
最近では記事を丸ごと引用してさも自分の記事のように掲載しているブログなどもちらほら見受けられますが、そんなサイトに記事を使われないためにも、定期的に調査し、もしそうした行為が見つかった場合は抗議なり削除要請なりしておきたいものですね。
Firefoxに「Who stole my pictures?」というアドオンをインストールしておけば、あなたのサイトに掲載されている画像がどこかで利用されていないかを簡単に調べることができるようになります。
「Who stole my pictures?」は、複数の「リバース」検索サービスを利用して、ページ上の画像とよく似た画像を利用しているサイトを簡単に見つけることができるというアドオンです。
アドオンをインストール後、調査したい画像の上でコンテキストを開くと、[Who stole my pictures?]という項目が利用できるようになります。
このメニュー以下には、GoogleやTineyeなどの画像検索サービスが並んでおり、この中から任意のサービスを選択することで新規タブに検索結果を開くことができるようになっています。
■Cydral.com
また、メニューから[Open all in tabs]を実行することで、5つのサービスから一気に検索を行うことも可能です。
オプション設定では、メニューに表示するサービスの選択が可能です。
このようなサービスではTineyeが有名で、Tineye検索に特化したアドオンも以前から存在しますが、「Who stole my pictures?」なら複数のサービスを利用してさらに深く検索を行うことができます。
似たような画像を見つけたい方、自分のサイトにあるオリジナル画像の不正利用を発見したいというような方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Who stole my pictures?(Add-ons for Firefox)
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