このようなサイトをうかつにクリックすると欲しかった情報とは違うサイトを閲覧することになってしまいますが、英文のタイトルだったりした場合クリック前に判断がつかないようなこともありますね。
元々このようなサイトを探しているのならそれでいいのですが、微妙なキーワードで検索を実行してこうしたサイトが結果に含まれていたとき、同僚や家族の前でうっかりリンクを踏んでしまうようなことは避けたいところですね。
IE9には、こうしたサイトへのアクセスを制限することができるペアレンタルコントロール機能が備わっており、子供に見せたくないようなサイトへのアクセスをブロックすることができますが、Firefoxを会社や家族で使っている方の中には同じような機能が欲しいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は、Firefoxに「MetaCert」というアドオンをインストールしておくことで、検索結果などから大人向けサイトへのアクセスをブロックすることができるようになります。
アドオンをインストールしたらまずはオプション設定を開き、機能の有効化を行う必要があります。
オプション画面の[Enable]ボタンをクリックすると以下のようにパスワードの保存画面が表示されます。
これは無効化する際に入力する必要があるパスワードで、これを知らないと機能解除ができないようにするためです。
パスワードを入力し、OKをクリックすれば機能が利用できます。
有効の状態でGoogle検索を実行すると、結果の中に存在する大人向けサイトのタイトル横に黄色いアイコンが表示されるようになります。
このアイコンにマウスを乗せると、このサイトへのアクセスは制限されている旨がポップアップ表示されるようになっています。
それでもクリックしてアクセスしようとすると警告ダイアログが表示され、ページの表示がブロックされるというわけです。
*Yahoo!(US)では大人向けキーワードで検索を実行しようとすると、検索自体がブロックされます。
*Bingでは利用できません。
*URL入力によるダイレクトアクセスや、一般のページにあるリンクが大人向けだったような場合も制限されます。
機能を無効にする場合は再度オプション設定を開き、[Disable]をクリック後、設定してあるパスワードを入力します。
このように、ただインストールするだけで大人向けサイトへのアクセスを制限することができるというアドオンです。
なお、無料のメンバー登録が必要ですが、ツールバーボタン→[Classify]より、自分が見つけた大人向けサイトを報告し、データベースに加えることも可能です。
主に海外のサイトを中心に制限するものですが、こうしたサイトに子供や社員がアクセスできないようにするのはもちろん、自制したいという方にもおすすめのアドオンです。
ダウンロード:MetaCert(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
■Firefoxで簡単にペアレンタルコントロールができるアドオン「brOOzi」
■Firefoxで「大人だけ」なサイトを閲覧できなくするアドオン「Suricate」
■Firefoxをロックして12才以下の子供に安全なサイトだけをブラウジングさせることができるアドオン「Glubble」
■webページの見せたくない部分を「検閲」状態にできるFirefoxアドオン「Rtuk」