この機能を利用して、どんなウェブページも3D化することができるようになるというアドオンが話題になっていましたので、ちょっと試してみました。
WebGLを利用して、表示しているウェブページを3D化する「Tilt」は、複数のMozilla開発者による「Developer Tools project」から生まれた実験的なアドオンです。
WebGL対応PCでFirefox 4以降を利用している環境にこのアドオンをインストールすると、任意のページを3D化し、マウスでグリグリと動かすことができるようになります。
使い方は非常に簡単です。
3D化したいページを開き、Ctrl+Shift+L(Macの場合Cmd+Shift+L)を実行するか、ツールメニューから[Tilt]を選択すると、ウェブページの各部が立体的に表示されるようになります。
これをマウスでドラッグすれば、上下左右へ自在にフリップしたり裏返したりすることができるほか、右ボタンドラッグで移動、マウスホイール回転させることでズームイン/アウトなどができます。
また、各部をダブルクリックすれば別ウィンドウでソースを表示させることも可能です。
機能を終了させるには、ページ右上の[exit]をクリックするか、[Esc]キーを押します。
3D化されている際はリンククリックやその他の操作はできないことから、現時点では見て楽しむ程度のものですが、かっこいいいサイトサムネイルをキャプチャするといったような使い方などができるのかもしれませんね。
その他動作の仕組みや開発に関する経緯などの詳しい情報は「Tilt: Visualize your Web page in 3D」に詳しく書いてありますので興味のある方は参考にしてみてください。
ダウンロード:Tilt(github.com)(直リンクです。)
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