Firefoxアドオンの中にはこのような要望に応えてくれる時間表示系アドオンが多数ありますが、今回はそんな中から、ツールバーやステータスバーへ任意の地域の日時を表示することができる「Simple Clocks」というアドオンをご紹介したいと思います。
「Simple Clocks」をインストールすると、ステータスバーに専用のアイコン
まずはこのアイコンを右クリックし、メニューから[Locations]を選択し、地域設定画面を表示しましょう。
地域設定ウィンドウ上段左からおおまかな地域や国名を、上段右から都市名を選択し、[Add]ボタンをクリックすると[selected]部に地域が追加されるようになっています。
見本のように[Asia/Tokyo]を選択して[OK]ボタンで画面を閉じると、ステータスバーに以下のようなスタイルで時刻が表示されるようになります。
同じように他の地域を追加することで、複数地域の現在時刻を表示することが可能です。
このように、世界時計をステータスバー(オプション設定によりツールバーへも)へシンプルに表示することができるというアドオンです。
また、オプション設定を行うことでさらに細かな表示設定を行うことが可能です。
<オプション設定>
■ポジション
○時計をステータスバー ツールバーに表示する。
○アラートを右下 左下に表示する。
○ステータスバー表示時のポジションを左 右にする。(Firefox 4以前で有効?)
■ディスプレイ
○12時間 24時間表示にする。
○AM/PM am/pm表記にする。
○都市名を表示する。
○曜日を表示する。
○年月日を表示する。(リストより表示スタイルを選択可能)
○秒を表示する。
○1桁時の前に[0]を付ける。
○DST(サマータイム)採用地域の場合、[**]を表示する。
○OS基準地域から見た時差を表示する。
また、[Style]ボタンクリックして表示される別ウィンドウにて、フォントスタイル、各部のカラーなどを設定することが可能です。
■その他
○アイコン、または時計を左クリックすることで地域設定画面を表示する。
○各時計間のスペース
○ステータスバー、ツールバーだけに時計を表示する。 ツールチップも表示する。 両方
○同期
[Exprt]をクリックすれば、ブックマークとして設定がエクスポートされます。他のPCでも同様のスタイルで時計を表示したい場合は、[Import]することができます。
以上のように、多彩な表示設定を行うことが可能です。
ブラウザから目を離さずに時間を確認したい方、トレードなどを行っていて世界の時刻を常に把握したいというような方は使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Simple Clocks(Add-ons for Firefox)
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