アクセス解析や広告など、クッキーを使用する目的は様々ですが、中には訪問者があまり歓迎しないようなトラッキングを目的としたものも多く、そうしたクッキーはユーザー自身でブロックする必要があります。
Firefoxのオプション設定を開けばこのクッキーの受け入れ許可設定や管理ができるようになっていますが、ことあるごとにクッキーの許可・不許可や例外サイトを設定するのは非常に面倒ですね。
Firefoxに「CookieFast」というアドオンをインストールしておけば、そんなクッキーの管理をツールバーボタンから簡単に行うことができるようになります。
「CookieFast」は、Firefoxのツールバーに設置できるクッキー管理専用のボタンから、クッキー受け入れの有効・無効を切り替え、許可・不許可サイトの登録、およびクッキーマネージャの呼び出しなどができるようになるというものです。
アドオンをインストールしたら、ツールバーカスタマイズにて専用のボタン を設置する必要があります。
設置直後はこのボタンがグレーアウト状態になっており、「CookieFast」が無効になっていることを示しています。
この状態ではオプションで不許可に指定しているサイト以外の全てのクッキーを受け入れることになります。
この状態でボタンをクリックして表示されるメニューから[Disable]をクリックするとチェックが外れ、アドオンが機能するようになっています。この際、ボタンの色が赤 に変化します。
有効にした場合は、許可サイトとして登録されているサイトのクッキーだけを受け入れ、その他のクッキーは全てブロックされるようになります。
*許可サイトを表示している場合は、ボタンがグリーン に変化します。
また、同メニューからは、以下のようなクッキーに関する設定を行うことができます。
■サードパーティのクッキーを受け入れる。
■アクティブサイト(または入力したURL)を許可サイトとして登録
実行すると以下のようなダイアログが表示され、このセッションだけ、または常に受け入れを許可するように例外サイトとして登録できます。
■アクティブサイト(または入力したURL)を不許可サイトとして登録。
実行すると以下のようなダイアログが表示され、常に受け入れをしないように例外サイトとして登録できます。
■アクティブサイト(または入力したURL)を例外サイトから削除する。
以下のダイアログから例外設定とクッキー、または例外設定のみ削除することができます。
■クッキーを削除する。
アクティブサイト(または入力したURL)のクッキーだけを削除します。
■Cookie フィルタ(例外一覧)ウィンドウを開く。
■Cookie マネージャを開く。
下部の[オプション]以下のメニューからは
■クッキーの設定変更時にサイトを再読み込みする。
■例外登録時などのダイアログに自動記入されるURLから[www]を除去する。
■例外登録時などのダイアログに自動記入されるURLでサブドメインを選択した状態にする。
このように、わざわざオプション設定を開かなくても、必要時にクッキーの受け入れ設定や管理などを簡単に行うことができるようになるというアドオンです。
ブラウジング中でもクッキーの管理を迅速かつ簡単に行いたいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:CookieFast(Add-ons for Firefox)
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