しかし、せっかくタブ機能があるのですから、こうした画面もタブで開くことができればいいですね。
Thunderbirdに「Compose for Thunderbird」というアドオンをインストールしておけば、高機能エディタ付きの作成画面をタブで開くことができるようになります。
「Compose for Thunderbird」は、Thunderbirdでメッセージの新規作成や返信作業を実行すると、その画面を新しいタブに開き、高度なメッセージ編集を行うことができるというものです。
アドオンをインストール後、メッセージの新規作成などを実行すると、以下のように新規タブでカスタムされた作成画面が開くようになります。
画面内のメッセージ本文記述部では、WYSIWYGエディタの[CKEditor]が利用できるようになっており、これを利用することで、デフォルトの作成画面とは違ったオリジナリティあふれるメッセージを作成することができます。
[ソース]をクリックしてモードを切り替えれば、HTMLメッセージも思いのままに編集することができます。
*エディタボタン下部の▲ボタンをクリックすれば、操作パネルを非表示にすることができます。
また、to:やcc:部には入力文字に応じて宛先の候補が表示されるオートコンプリート機能も付いています。
各部の表記は英語となりますが、エディタの各ボタンにマウスを乗せると日本語ツールチップが表示されるようになっていますので、簡単に操作できると思います。
このように新規タブでメッセージの作成画面を開くことができるほか、高機能なエディタを使った編集が可能になるというアドオンです。
作成ウィンドウを別に開くのが気に入らない方や、凝ったメッセージ編集を行いたい方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Compose for Thunderbird(Add-ons for Thunderbird)
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