しかし、このように気軽にアクセスするサイトの中には有害なツールを仕込んだサイトやいかがわしいコンテンツなどが混じっていることもあります。
誰でもそんなサイトにアクセスしたくはないと思いますが、自分で判断して避けるのは非常に面倒で手間がかかってしまいますね。
Firefoxに「WebFilter」というアドオンをインストールしておけば、こうしたサイトへのアクセスを簡単にブロックすることができます。
「WebFilter」は、サイトにアクセス時にフィルタリングを行い、そのURLがデータベースに存在する場合はアクセスを自動的にブロックしてくれるというアドオンです。
アドオンをインストールしてオプション設定を開けば、ブロックしたいカテゴリを選択することができます。
選択できるカテゴリは
■マルウェア、ウィルス、フィッシング、詐欺サイト
■アダルトコンテンツ
■ドラッグ類
■ギャンブルなど
■オンラインゲーム
■プロクシサーバ
■スパムサイト
■P2P、オンラインストレージなど
■ソーシャルネットワーキング、出会い、メディアストリーミング
となっており、これらにチェックを入れておくことで、該当するカテゴリのサイトを自動的にブロックしてくれます。
ブロック時には以下のような警告が表示されます。
■オンラインゲームサイトへのアクセスをブロック
■フリープロクシサーバリストへのアクセスをブロック
このように、利用者の要望に応じて有害サイトや危険なサイトへのアクセスを未然に防ぐことができるようになります。
アドオンの存在自体を隠すような機能は付いていませんが、自制のため、共有PCの安全のためなどに利用できそうですね。
ダウンロード:WebFilter(Add-ons for Firefox)[実験的なアドオン]
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