このような文章を普通のスタイルで引用したいような場合、コピーした後で単語の頭以外を小文字に変更したり、逆に頭だけを大文字に直したりするような作業を行わなくてはならず、非常に面倒ですね。
Firefoxに「Case Changer」というアドオンをインストールしておけば、このような文字の属性(ケース)を好みのスタイルに素早く変更することができます。
「Case Changer」は、Firefoxで表示しているページ内の文章や、テキストエリアに記入済みの文章(英文)を選択し、コンテキストメニューから属性を選ぶだけで、その文章のスタイルを変更することができるというアドオンです。
アドオンをインストール後、ページ上のテキスト、またはテキストエリア内の英文を選択してコンテキストメニューを開くと、[Case Changer]という項目が追加されているはずです。
この[Case Changer]以下のサブメニューには、5種の属性が用意されており、それぞれを実行するだけで文章を以下のようなスタイルに変更することができます。
■原文
■UPPER CASE:全て大文字に変更
■lower case:全て小文字に変更
■Sentence case:文の先頭だけを大文字にする
■Capitalise Each word:単語の先頭を大文字にする
■tOGGLE cASE:大文字・小文字を逆にする
このように、どんな英文でも瞬時に5種のスタイルへと変更することができるようになります。
変更後のテキストはコピーして利用することも可能ですので、アドオンの紹介文や洋楽のタイトル紹介、歌詞サイトの文章などでありがちな大文字のみ、小文字のみのような文章を扱うときに便利ですね。
ダウンロード:Case Changer(Add-ons for Firefox)
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