こんなとき、何もツールがなければ自分でコードを記述するしかありませんが、Firefoxなら豊富なアドオンを使ってこのような引用リンクを簡単に生成することができます。
この手のアドオンには、ページタイトルをアンカーにHTML形式で生成してくれるものや、Twitterなどの特定サービスに適したリンク形式で生成することができるものなどがありますが、複数のアドオンをインストールしたり、場面に応じて使い分けるのも面倒ですね。
そこで今回は、様々なシーンで役立つオールマイティなリンク生成アドオン「FireLink」というものをご紹介したいと思います。
「FireLink」は、アクティブページのタイトルや選択テキストをアンカーにしてリンクを生成したり、開いている全てのタブのリンクを一括して生成することなどができる日本製の高機能リンク生成ツールです。
アドオンをインストール後、ページコンテキストメニューに追加される「FireLink」メニューから、様々なスタイルのリンクを作成することができるようになっています。
デフォルトのメニューには、プレーンテキスト、HTML、Twitterなどいくつかのリンク形式が表示されており、それぞれをクリックするだけで、そのページのURLを含むリンク情報をクリップボードへコピーすることができます。
また、同メニューからはクリップボードにあるテキストをアンカーとしたリンクの生成や、全てのタブを対象としたリンク生成なども実行することができます。
それぞれの実行例は以下のようになります。
■プレーンテキスト
Mozilla Re-Mix
http://mozilla-remix.seesaa.net/
■HTML
Mozilla Re-Mix
Mozilla Re-Mix http://is.gd/z5JO85
■TiddlyWiki
[[Mozilla Re-Mix|http://mozilla-remix.seesaa.net/]]
■クリップボードからHTMLを生成
Firefox
■全てのタブのHTMLリンクを生成
Mozilla Re-Mix
Mozilla Re-Mix (Base)
次世代ブラウザ Firefox - Firefox を使いこなそう
■空行を空けて全てのタブのHTMLリンクを生成
Mozilla Re-Mix
Mozilla Re-Mix (Base)
次世代ブラウザ Firefox - Firefox を使いこなそう
それぞれのリンク生成完了時には、その内容が記述されたポップアップ通知も表示されるようになっており、Macユーザーにおなじみのgrowlによる通知にも対応しています。
このように、非常に簡単な操作で希望のスタイルのリンクを素早く生成することができます。
オプション設定では、豊富な変数を記述することでリンクフォーマットを編集したり、新規フォーマットを自分で作成し、登録することが可能です。
*オフィシャルページにはユーザーオリジナルのリンク設定も掲載されており、これらを利用することもできるようになっています。
こうして設定したフォーマットはインポート・エクスポートもできるようになっており、他の環境で同じリンク生成機能を利用するようなことも可能です。
また、オプションページ内に表示されているショートカットキーを利用することで、全ての操作をキーボードだけで行うことも可能です。
以上のように豊富な機能を持ったリンク生成ツールとなっています。
リンクの引用などを頻繁に行うことが多い方はインストールしてみてはいかがでしょうか。
FireLinkメインページ
ダウンロード:FireLink(Add-ons for Firefox)
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