この機能を使えば、実際にファイルをアップした際にどのような状態になるかを任意のブラウザ上でチェックすることができます。
しかし、細かい部位の修正を繰り返していると、その度にエディタ側からプレビューを実行したり、ブラウザをアクティブにして開いているローカルファイルをリロードするなどの作業を行わなくてはなりません。
このような作業を行うことが多いサイト管理者の方におすすめのFirefoxアドオンが「Auto Reload」です。
「Auto Reload」は、Firefoxでローカルファイルをプレビューしながらそのファイルを編集しているような時、ファイルが更新されるとプレビューしているタブも自動でリロードしてくれるというものです。
アドオンインストール後は、Firefoxでfile://を開いた状態でそのファイルに編集が加えられて保存されると、保存して1秒後にそのタブがリロードされるようになっています。
これにより、エディタ側でプレビュー操作を行うことなく、常に最新の状態をFirefoxでプレビューさせておくことができるようになります。
デフォルトでは上記のように全てのfile://タブが自動リロードされるようになっていますが、オプション設定にて自動更新対象となるファイルやディレクトリの設定などが可能となっています。
オプション画面は以下のようになっており、デフォルトではサンプルディレクトリが更新対象として表示されています。
ここで[Add]ボタンをクリックしてパターン、ファイルパス、またはディレクトリを指定しておけば、そのファイル(またはディレクトリ内のファイル)に更新が加わった場合のみ、自動更新が実行されるようになります。
*ルールは複数設定することができます。
また、[All file:// tabs]にチェックを入れておけば登録したルールに関係なく全てのfile://タブが自動更新されるようになっているほか、[Max directory ・・・]で更新対象となるディレクトリの最大階層、[Delay before・・・]で、ファイル更新後リロードするまでの遅延時間(秒)、[Show notifications]へのチェックで、自動リロード時に通知バーを表示することが可能です。
■自動リロード通知
このように、Firefoxでローカルファイルを表示させておくだけで、最新のプレビューを保つことができるというアドオンです。
デベロッパーの方に重宝しそうなアドオンですね。
ダウンロード:Auto Reload(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
■ボタンひとつでライブページとローカルページを切り替えることができるFirefoxアドオン「SuperSwitch」
■表示しているページをボタン1つで任意のURLに切り替えることができるFirefoxアドオン「URL Swap」
■Firefoxのリロードボタンを高機能化するアドオン「Reload Plus」