しかし、ページ上にテキスト表記されているURLにアクセスしたいような場合や、アドレスがわからないローカルファイルにアクセスするような場合はちょっと面倒に思うことがありますね。
Firefoxに「OpenBox」というアドオンをインストールしておけば、このような場面でも、URLやファイルを簡単に開くことができるようになります。
「OpenBox」は、コンテキストメニュー、または専用のツールバーボタンをクリックするだけで、Firefoxのロケーションバーを独立させたようなダイアログボックスを表示させ、そこから様々なサイトやページにアクセスすることができるというアドオンです。
アドオンをインストール後、ページコンテキストメニューの[Open Location Box]を実行、またはツールバーに設置できる専用のボタン
*ショートカットキー[Ctrl+Shift+L]でも実行できます。
このボックス内には、ロケーションバーのようなURL入力欄が用意されており、手入力はもちろん、ローカルファイルの参照、▼キーによる履歴からの選択により、開きたいアドレスやパスを記入することができるようになっています。
■URL
■ローカルファイル
ロケーションを入力後、[Open in]で開きたい場所を選択し、[Open]ボタンをクリックすれば任意の場所にページやファイルを開くことができるというわけです。
また、ページ上のURL文字列を選択した状態でコンテキストメニューから[Open Location Box]を実行すればそのURLを任意の場所に開くことがほか、単にページ上のキーワードを選択してボックスを開き、[Open]を実行すれば、Googleの[I'm Feeling Lucky]検索を実行することも可能です。
オプションウィンドウからは以下のような設定が可能です。
■コンテキストメニューに[Open Location Box]を表示する。
■Firefoxボタンメニューに[Open Location Box]を表示する。
■デフォルトの[Open]先を指定
○最後に使った場所
○現在のウィンドウ
○新しいウィンドウ
○新しいタブ
■ロケーションバー
何も選択せずにダイアログボックスを開いた際、初期のロケーション入力状態を指定できます。
○最後に使ったURL
○空白ページ
○[ホーム]ページ
○現在のページ
○カスタムURL
このように、文字列選択後のアクセスや、手入力、コピペ、参照によるサイト/ファイルアクセスを専用のボックスから簡単に行うことができるというアドオンです。
文字列のコピペが面倒に感じていた方、ファイルを開く場所の指定ができないことに不満があった方、ロケーションバーへの入力が面倒だと感じていた方におすすめのアドオンです。
ダウンロード:OpenBox(Add-ons for Firefox)
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