これにより、タスクバーアイコンから任意のサイトを開いて起動したり、現在開いているタブを選択するなどが可能となりました。
今回は、このジャンプリストやタスクバープレビューのカスタマイズ方法をいくつかご紹介したいと思います。
*以下はすべて[about:config]を開き、フィルタ欄に[browser.taskbar]と入力して表示される各項目の値を変更することによって設定します。
1.ジャンプリストの「よく見るページ」「タスク」を非表示にする。
[browser.taskbar.lists.enabled]をダブルクリックし、値を[false]に変更します。
2.ジャンプリストに「よく見るページ」を表示しない。
[browser.taskbar.lists.frequent.enabled]をダブルクリックして値を[false]に変更します。
3.「よく見るページ」に表示する最大アイテム数を変更する。
[browser.taskbar.lists.maxListItemCount]をダブルクリックし、値を表示したいアイテム数に変更する。
4.ジャンプリストに「最近見たページ」を表示する。
[browser.taskbar.lists.recent.enabled]をダブルクリックし、値を[true]に変更する。
5.ジャンプリストの内容を更新する間隔を変更する。
[browser.taskbar.lists.refreshInSeconds]をダブルクリックし、値を任意の(秒)数に変更する。
6.ジャンプリストの「タスク」セクションを非表示にする。
[browser.taskbar.lists.tasks.enabled]をダブルクリックし、値を[false]に変更する。
7.タスクバープレビューを有効にする。
[browser.taskbar.previews.enable]をダブルクリックし、値を[true]に変更する。
デフォルトではタスクバーアイコンにマウスを乗せても、現在のウィンドウが表示されるだけですが、これを有効にしておけば、現在開いているすべてのタブやウィンドウがサムネイルでプレビューされます。
最小化時でもプレビューにマウスオーバーすればそのタブが選択されたり、タブを閉じたりすることができます。
8.タスクバープレビューに表示する最大ページ数
[browser.taskbar.previews.max]を任意の数値に変更します。
以上のような設定を行うことで、タスクバープレビューの有効・無効を変更したり、ジャンプリスト内に表示するアイテムの表示・非表示などを行うことができるようになっています。
ある項目を表示したくない方、Windows 7の機能をフル活用したい方は設定してみてはいかがでしょうか。
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