多くのウェブサービスには世界中の言語で表示するためのURLが用意されていますが、ブックマークでもしていない限り、このような場面では手動で言語を切り替えるなどの作業が必要となります。
また、ローカルにあるウェブページを編集中、ウェブ上の同ページを表示してチェックするようなことや、逆にウェブサイトを閲覧中にローカルファイルを確認したいようなこともよくあることです。
こんな時も、同じように手動で両ページを表示しなければならず、すぐにページを比較したいような時にはちょっと不便ですね。
このような時、Firefoxに「URL Swap」というアドオンをインストールしておけば、スマートにURLを切り替えることができるようになります。
「URL Swap」は、あるURLを開いた際、ボタン1つであらかじめ設定した別のURLを開くことができるというアドオンです。
アドオンをインストール後、まずはツール→[URL Swap]→[Preferences]を開き、URLの設定を行う必要があります。
設定画面はデフォルトのオプションウィンドウに統合された状態で開くようになっています。
サンプルでいくつかの設定項目が記述されていますが、ここで[New Rule]をクリックすれば、新しい設定項目を追加することができます。
新規ルール作成画面上部にはロケーション1、下部にロケーション2が記述できるようになっています。
たとえば見本のように記述して保存した場合、このブログを表示後、アドオンバーの専用ボタン
ボタンを再度クリックすればこのブログに戻るようになっています。
同じように、自分が管理しているブログを1に、ローカルで編集中の同ページパスを2に設定しておけば、管理サイト、またはローカルページを開いてボタンを押すだけで、簡単に比較を行うことができたりします。
このように、比較したいURLや、言語の違う同一サービスへのURLを記述しておくことによって、簡単にURL間を移動することができるようになるというアドオンです。
特定のサービスで英語版と日本語版の両方を切り替えて利用したい方、ウェブサイト管理者の方は試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:URL Swap(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
■ボタンひとつでライブページとローカルページを切り替えることができるFirefoxアドオン「SuperSwitch」
■ローカルサーバとWebサーバをワンタッチで切り換えて違いを確認できるFirefoxアドオン「Server Switcher」(3.0対応)
■リンクや画像からリダイレクトを除去するFirefoxアドオン「Redirect Remover」
■リダイレクトリンクをダイレクトに開くことができるFirefoxアドオン「LinkJumper」