拡張機能も20個、30個と入れているとどれがどの機能だかわからなくなったりしますね。
また、Firefoxの場合、クッキーやパスワードなども大量に保存している方も多いでしょう。
このような場合、万一システムがクラッシュしてリカバリーする必要が生じたり、何らかの原因でFirefoxやThunderbirdのプロファイルが壊れてしまうと元に戻すために多大な労力を費やすことになります。
単にプロファイルを保存しておいたとしても、それらの中身が新規にインストールしたMozilla製品できちんと動くとは限りません、一部の拡張機能がバージョン違いで使えなくなっていたり、拡張機能自体が保存していたファイルなどが読めなくなったりします。
このような悲惨な状況に備えて、Mozilla製品のバックアップは「MozBackup」などのツールを利用してきちんとバックアップを取っておきましょう。
「MozBackup」に対応しているMozilla製品は
Firefox 1.0 - 2.0 Alpha 3
Thunderbird 1.0 - 1.5.0.x
SeaMonkey 1.0a - 1.0.x
Mozilla Suite 1.7 - 1.7.x
Netscape 7.x.
と幅広く、Mozilla使いには非常に役立つフリーソフトウェアです。
改良を重ね、現行バージョンは1.4.4となっています。
そのままダウンロードして使った場合はドイツ語版や英語版になりますが、一部有志の手による日本語バージョンをインストールして利用もできます。
Thunderbirdのバックアップに使う場合はメール設定やアカウント、メール本体も縛アップされますので非常に有効です。
わかりやすく日本語版で使用方法を解説します(Firefoxの場合)
1.日本語版インストーラをダウンロード
2.ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを実行
3.インストールした「MozBackup 1.4.4 JPN」を実行

4.操作(保存・復元)を選び、アプリケーション(インストールされているのもが表示されます)を選ぶ。

5.保存するプロファイル(通常はdefaut)を選択し、バックアップファイルの場所、ファイル名を指定(選択しなければマイドキュメントの中に自動的に作られます)する。

6.バックアップファイルをパスワードで保護するかどうかを選択(どちらでもかまいません)

7.保存する内容を選択(ブックマーク、履歴、拡張、クッキーなどを任意で)

8.保存作業が始まります

9.レポートが表示され完了です。

Thunderbirdのバックアップ方法も、保存する内容が一部違うだけで以上と同じ手順です。
作業はほんの数分で終わりますが、拡張機能を多数入れている場合や、拡張機能自体がなんらかのファイルなどを貯めているタイプのものは気が遠くなるほど時間がかかることがありますので、ScrapBookなどの拡張機能を入れている人は拡張についているバックアップを利用し、「MozBackup」では拡張機能のオプションは外した方がいいかもしれません。
また、復元の際は、手順4で”復元”を選択し、バックアップしたファイルを選択するだけです。
「MozBackup」を使って、定期的にバックアップを取り、オリジナルのFirefoxやThunderbirdを大切に守りましょう。
オススメの拡張してみました。まだ、使い方は慣れていないですが、重くならずに使えているのでいいですね。
それと、MozBackupもインストールしました。ブックマークなど1設定ずつエクスポートしていたので、これで簡単になりそうです。ありがとうございます。
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