しかしその利便性の反面、あるアドオンをインストールしたとたんブラウザとしてのFirefoxのパフォーマンスが大きく低下するようなこともあり、ユーザーはそうしたメリット、デメリットを考えながらアドオンを選択、導入する必要があるもの事実です。
Mozillaもこのようなことを考慮してか[Add-ons for Firefox]にて、インストールすることで起動速度の低下などブラウザ自体のパフォーマンスに影響があるアドオンをリストアップしたページ「Slow Performing Add-ons」を公開しています。
リストには、影響が大きなものから順にランキング形式で50のアドオンが掲載されています。
以下に影響度の高いアドオン上位10件を書き出してみました。
1.FoxLingo 翻訳サービス / 辞書 :影響度74%
2.Firebug:影響度74%
3.AniWeather:影響度54%
4.FlashGot:影響度:50%
5.FoxClocks:影響度46%
6.FoxyTunes:影響度44%
7.Video DownloadHelper:影響度33%
8.FastestFox - Browse Faster:影響度33%
9.Xmarks Sync:影響度30%
10.SimilarWeb - Find the Best Sites on the Internet:影響度23%
以上のようなアドオンがリストアップされています。
*[Show more add-ons]をクリックすれば、11-50位のアドオンが参照できます。
リストにあるアドオンはどれも高機能かつ有名なものばかりですが、特に悪影響があるというわけではなく、あくまで起動速度をはじめとしたパフォーマンス低下の一因になっているということで、Mozillaではこうしたアドオンを利用されている方は、未使用時に無効化するなどの措置をとることを推奨しています。
これらのアドオンをインストールされている方で、最近なんだか起動が遅い、動作が重いという方は、有効・無効をうまく使い分けるなどの対策を行ってみてはいかがでしょうか。
Slow Performing Add-ons(addons.mozilla.org)
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