Firefoxユーザーなら、こんな時でも豊富なアドオンを使って簡単に投稿することができますが、こうしたツールの中には高機能なものや操作が難しいものもあり、選択がなかなか難しいですね。
今回は、上述のようにただ単に見ているページだけをスマートに投稿したいという方におすすめの投稿ツール、「Post Now browsing to Twitter」というGreasemonkeyスクリプトをご紹介したいと思います。
「Post Now browsing to Twitter」は、コマンド一つで閲覧中のページをTwitterに投稿するためのウィンドウを呼び出し、そのページのURLを含んだtweetを簡単に送信することができるというものです。
スクリプトをインストールしたらまずはオプション設定を行う必要があります。
Greasemonkeyアイコン右クリック→ユーザースクリプトコマンド→[Post Now browsing to Twitter Setting]をクリックすると、以下のような設定ウィンドウがアクティブページ上にオーバーレイ表示されます。
ここで各種オプションの設定、およびTwitterアカウントとの関連付けを行うようになっています。
<設定項目>
○Prefix:記入した文字列をコメントの接頭辞として付与します。
○Use selectionQuote:ページ上のテキストを選択している場合、それを「」で囲って引用することができます。
○Post with Ctrl+Enter:通常、Enterで投稿が実行されますが、ここにチェックを入れておけばCtrl+Enterでポストできるようになります。
○ShortcutKey:投稿窓を呼び出すためのショートカットキー(デフォルトはCtrl+Shift+Enter)です。枠内でキーを押すと自動で入力されます。
○Short URL:使用する短縮URLサービス
*必要に応じて各サービスのAPIKeyなどを入力できます。(デフォルトではサンプルが入力されていますので、不要ならクリアしてください。)
○認証:[Sign in with Twitter]ボタンをクリックすれば、Twitterの認証画面が表示されます。ここで[許可する]をクリックすれば、お使いのTwitterアカウントで本ツールが利用可能となります。
許可すると、以下のようにPINコードが表示されますので、コピーしておきます。
設定画面に戻り、[Input PIN code]部に上記のコードを貼り付け、[confirm]ボタンをクリックします。
以下のようなダイアログが表示されれば準備完了です。[保存]をクリックして設定画面を閉じます。
投稿したいページ上で、設定した[ShortcutKey]を押せば、以下のように投稿窓がページ上にオーバーレイ表示されます。*投稿完了、またはEscキーで閉じます。
このままEnter(設定している場合はCtrl+Enter)を押せば、接頭辞:"サイト名"短縮URLという書式でTwitterへ投稿されます。
なお、投稿窓に本文を入力した場合は、以下のように入力文"サイト名"短縮URLという具合に投稿されるようになります。
以上のように、ページを投稿するときはもちろん、そのサイトについて一言つぶやいたり、ページ内のテキストを引用してメモ代わりに使うようなことも簡単にできますので、シンプルな投稿ツールを探していた方は試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Post Now browsing to Twitter(userscripts.org)
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