こうした設定はページによって柔軟に切り替えるのが理想的ですが、デフォルトの場合、上記のようにオプション設定へ毎回アクセスする必要があり、実際は設定しっぱなしという方が多いと思います。
NoScriptに代表されるようなアドオンを使えば、閲覧するページによって、このような表示オプションを変更したりすることができますが、ちょっと高機能すぎて使いにくいという方もいらっしゃると思います。
そんなライトユーザーにピッタリのFirefoxアドオンが「QuickJava」です。
「QuickJava」は、ステータスバー(またはツールバー)に設置される専用のボタンをクリックすることで、 Javascript/Java/Flash/Silverlight/画像/CSSを自在に有効・無効化することができるというアドオンです。
アドオンをインストールすると、ステータスバーに以下のような6つのボタンが設置されます。
ボタンは左からJavascript/Java/Flash/Silverlight/画像/CSSとなっており、これらをクリックすることで有効/無効が切り替わるようになっています。
各ボタンは、有効時に青色、無効時に赤色へと変化するようになっており、ボタンのどれかをホイールクリックすれば一括で有効/無効化することも可能です。
*プラグインが無効になっているようなものは常に赤で表示されます。
また、ツールバーカスタマイズにより、同様の機能を持ったボタンを個別にツールバーへ設置することも可能です。
オプション設定では、チェックしたボタンをステータスバーに表示しないようにすることができます。
以上のように、6種のコンテンツをワンタッチで有効/無効化できるという非常にシンプルかつ便利なアドオンとなっています。
たいそうなツールで管理するのは面倒ですが、これなら必要なときだけ気軽に使うことができそうですね。
ダウンロード:QuickJava(Add-ons for Firefox)
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