Firefoxアドオン「BarTab」のようなこの機能が与えられたことにより、大量のタブ復元する場合でもすべて読み込み中になってしまうことが無くなるというメリットを受けることができるようになりました。
「カスケードセッションリストア」と呼ばれるこの機能は、5つのタブの復元を行っても3つのタブの読み込みが終わらない限り次のタブの読み込みを開始しないというものですが、人によっては3つでも多すぎるとか、もう少し多めに読み込みをしてほしいという方もいると思います。
そんな方のために、Firefox 4.0(Beta)にはこの「カスケードセッションリストア」によるタブの同時読み込み数を変更するオプションが用意されています。
<設定方法>
1.about:configを開き、フィルタ欄に[browser.sessionstore.max_concurrent_tabs]と入力する。
2.表示された[browser.sessionstore.max_concurrent_tabs]項目をダブルクリックし、デフォルトでは[3]となっている「値」を同時読み込みさせたいタブの数に変更する。
3.Firefoxを再起動する。
これで復元時に任意の数のタブを順次読み込んでいくようになります。
■復元時に3つずつ読み込み(デフォルト)
■復元時に5つずつ読み込み(値を5に)
■復元時に1つずつ読み込み(値を1に)
大量のタブを復元することが多い方は、好みの数値を設定しておいてはいかがでしょうか。
参考記事:Firefox 4 の最適セッションリストア(Mozilla Links 日本語版)
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