本バージョンは、タブスタッキング機能やエクステンション(拡張機能)サポートなどの新機能が搭載されたものとなっており、既存のユーザーもこれからOperaを使ってみようというユーザーにとっても非常に魅力的なブラウザとなっています。
Opera 11の主な新機能は以下の通りとなっています。
■タブスタッキング機能
タブを他のタブにドラッギングすることでグループ化できます。
タブコンテキストメニューの[タブスタッキング]以下より、[スタックを解除][スタックを閉じる]ことが可能。
■より安全なアドレス欄
長いURLの省略表示やセキュリティ情報の表示の表示機能などが加わりました。
■ビジュアル マウスジェスチャー
マウスの右ボタンをホールドしたまま上下左右に動かすことで様々な操作が可能に。
右クリックホールドで実行可能なアクションを確認できます。
■エクステンション
FirefoxやChromeのように拡張機能が利用できるようになりました。
すでにオフィシャルのエクステンションリストページではすでに200前後のエクステンションが公開されており、Firefoxユーザーにもなじみのあるエクステンションなどが導入できます。
各エクステンション名右側の[Install]ボタンをクリックすればインストールダイアログが表示され、再起動なしですぐに利用することが可能です。
メインメニュー→エクステンション→[拡張機能の管理]より設定やアンインストールが可能となっており、Google Chromeライクな運用が可能です。
■検索候補表示
ロケーションバー入力時にリアルタイムで補完機能が働き、素早く簡単に検索などの作業を行うことができます。
■メールパネル
Opera の内蔵メールクライアントを使用時、アカウントやメールアイテムをドラッグで好きな位置に配置させることができるようになりました。
以上のような新機能が搭載されています。
その他にもCarakan JavaScirptの改良による高速化、HTML5とCSS3 のサポートの改善、ブラウザ・拡張機能・Opera Unite アプリケーションの自動アップグレード機能など多くの改良、改善がなされたバージョンとなっています。
さらに詳しい情報はこちらから。
まだ使いだして時間が経っていないのでなんともいえませんが、操作性の向上、高速化、そして拡張機能のサポートによるカスタマイズ性などにより、かなり魅力あるブラウザに仕上がっているような感じを受けます。
FirefoxやChromeユーザーも気になるブラウザになることは間違いないと思いますので、他のブラウザユーザーも機会があれば試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Opera 11(jp.opera.com)
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