日本のユーザーから来たメールが日本のサーバーから発信されているとは限りませんし、スパムメールなどがわけのわからない国から発信されていることも珍しくありません。
このような発信元に関する情報を常に意識している方は少ないと思いますが、受信したメールがどこから発信されているかなどの情報を確認できれば何かの時に参考になるかもしれません。
そんな発信元の国情報を簡単に把握することができるThunderbirdアドオンが「Country Lookup」です。
「Country Lookup」は、受信したメッセージのヘッダに発信国を国旗アイコンで表示し、どの国から発信されたメールなのかを一目で把握することができるようになるというものです。
アドオンをインストールすると、ヘッダ部にメッセージのIPアドレスから引いた発信国が国旗のアイコンで表示されるようになります。
アイコンにマウスを乗せると国名が表示されるほか、クリックすればポップアップウィンドウでその所在地を表すマップも表示されるようになっています。
また、マップウィンドウ内下部の[Click here to get more infomation・・・]をクリックすることによって、IP LOOKUPというサイトへアクセスし、Googleマップによる詳細な所在地情報やドメインに関する情報を参照することも可能です。
*このページ内ではさらにtracerouteやwhoisなどを実行することが可能です。
このように、発信国がわかるだけでなく、IPアドレスに関する詳しい情報も得ることができるというアドオンとなっています。
メッセージのIPは偽装されていたり複数のサーバーを経由してることもあるため、必ずしもその国から発信されているとは限りませんが、こうした情報を簡単にチェックできるようになるのは便利ですね。
ダウンロード:Country Lookup(Add-ons for Thunderbird)
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