これを確認するにはタイトルに含まれたサイト名や表記されているURLを読むしかありませんが、一目で判断するのは難しいですね。
そんなとき、結果内でハイライト表示でもしてくれればわかりやすくていいですね。
そんな結果ページのカスタマイズを行うことができるGreasemonkeyスクリプトが「Locate Multiple Domains in Search Results」です。
「Locate Multiple Domains in Search Results」は、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンで検索を実行した際、設定した複数の任意URLを好みのカラーでハイライト表示してくれるというものです。
スクリプトをインストールしたら、まずは対象検索エンジンの設定、ハイライトさせたいサイト(ドメイン)を指定します。
対象となる検索エンジンはGreasemonkeyアイコン右クリック→[ユーザースクリプトの管理]から「Locate Multiple Domains in Search Results」を選択し、[ユーザースクリプトを実行するページ]にお使いの検索エンジンのURLなどを記入します。
デフォルトではgoogle.comやgoogle.co.ukなどが記載されていますが、日本のユーザーの場合、[http://www.google.co.jp/search*]や、SSLで検索している方は[https://encrypted.google.com/*]などを追加しておけばいいでしょう。
*Yahoo!JapanはURLを追加してもうまく動きませんでした。また、Googleでもサイトプレビューやインスタントサーチが有効になっている場合機能しないことが確認できました。
対象検索エンジンの設定が終わったら次にハイライトさせたいサイトの設定を行います。
ハイライトさせたいサイトを記述するには、[ユーザースクリプトの管理]にて「Locate Multiple Domains in Search Results」を選択し、左下の[編集]ボタンをクリックします。
*今までにユーザースクリプトの編集を行ったことがない方は、最初にエディタの指定を行う必要があります。
Windowsユーザーなら通常はC:\Windows内の[notepad.exe]でいいと思います。
エディタでスクリプトを開いたら、20-30行目にある[BEGIN CONFIGURATION]というセクションを探します。
[BEGIN CONFIGURATION]以下に[var sites = ]という表記があり、その下に[ドメイン カラーコード]という記述が3行ほどあります。
ここを自分がハイライトさせたいサイトとカラーに書き換えて上書き保存します。
*同様の書式で行を増やせばさらに多くのサイトをハイライトさせることもできます。
こうして設定が完了したらさっそく検索エンジンで検索して結果をみてみましょう。
上記見本のように設定した場合、検索結果に該当ドメインが含まれていたら以下のようにハイライト表示されるようになります。
■Bing
■Yahoo!(US)
このように、目的のサイトが結果のどこに含まれているかが一目でわかるようになるというわけです。
サイト管理者の方なら検索結果のポジションを簡単に知ることができますし、一般ユーザーでも結果の中からお気に入りのサイトを優先的に読むような使い方もできますので、興味のある方はインストールしてみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Locate Multiple Domains in Search Results(userscripts.org)
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■選択したテキストと同じキーワードをページ内で全てハイライト表示するFirefoxアドオン「HighlightAll」
■複数キーワードのハイライトを検索窓内で個別に実行できるFirefoxアドオン「SearchWP」
■Firefox標準の検索窓からページ内検索を行いハイライト表示させることができるアドオン「All-In-One Search button」