Firefoxの場合、デフォルトではこのような機能は搭載しておらず、海外のページを日本語に訳して読みたいような場合は数多くある翻訳系アドオンを利用するか、翻訳サイトを開いて作業を行わなくてはなりません。
重要な情報などは海外サイトからまず発信されること多いため、このような記事を読むためのツールは是非導入しておきたいものですね。
この手のアドオンの中には、選択テキストを翻訳するもの、ページを丸ごと翻訳するもの、ポップアップやサイドバーに翻訳結果を表示するものなど様々な種類のものがありますが、今回は、日本語以外のページを自動的に丸ごと翻訳してくれるFirefoxアドオン「autotranslator」というものをご紹介したいと思います。
「autotranslator」は、Firefoxで日本語以外のページを表示するとそのページを自動的にGoogle翻訳を使って翻訳し、元ページを残したまま新規タブなどに翻訳後のページを表示してくれるというものです。
アドオンをインストール後、（lang属性が指定されている）日本語以外のページを開くとすぐに翻訳が開始され、新規タブにGoogle翻訳で日本語に直されたページが表示されるようになります。
■翻訳前
■新規タブに開かれた翻訳後のページ
このように、何の操作も必要なく、ただ外国語のページを開くだけで翻訳結果を見ることができるという便利なアドオンです。
デフォルトでは日本語以外のページを日本語に翻訳し、翻訳結果を新規タブに開くようになっていますが、オプションにて対象言語や結果の開き方などを設定することが可能です。
＜オプション設定＞
■一般設定
翻訳結果ページを開く場所が指定できるほか、コンテキストメニューへの翻訳メニューの表示、翻訳サイトのURLなどが設定できます。
lang属性が指定されていないページで自動翻訳が実行されない場合は、コンテキストメニューから[このページを翻訳する]を実行することで同様のページ翻訳が可能となります。
■翻訳後文字コード
各国の言語を何語に翻訳するかを指定できます。通常は[日本語]で問題ないでしょう。
■翻訳対象文字コード
どの言語だったら翻訳を実行するかを指定できます。デフォルトでは日本語以外の言語すべてにチェックが入っていますので、お好みでチェックを外すなどしてください。
以上のように、ページ翻訳サイトにアクセスしてURLを貼り付けたり、部分テキストだけをチマチマと翻訳する必要もなく自動翻訳を実行できるというアドオンとなっています。
海外のサイトからも積極的に情報を取得したいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード：autotranslator（Add-ons for Firefox）[このアドオンは Mozilla のレビューを受けていません。]
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