すでにFirebootをダウンロード済みの方は問題ないと思いますが、Firebootがダウンロードできなかった方のために、代替方法を書いておきたいと思います。
みなさんご存じのように、Firefoxアドオンは日本語をはじめ様々な言語で利用されることを想定して、ほとんどの場合複数の言語ファイルがパッケージされています。
こうした言語ファイルが入っているおかげで、各国のユーザーは自国の言語でアドオンを利用できるわけです。
しかし、日本のユーザーにとってフランス語やドイツ語、ポルトガル語などの言語ファイルは基本的に不要で、元々日本語ファイルが無いアドオンでも必要なのは英語ぐらいのものだと思います。
こうした不要な言語ファイルを取り除くことによってファイルの読み込み量を減らし、起動速度を向上させようというのがFirebootの趣旨でした。
今回は、Firebootが入手できなかった方のために、手動ではありますが同じように言語ファイルを削除して起動を高速化させる方法についてご説明します。
アドオンから不要な言語パッケージを削除するには、Explzhなどのアーカイブツールが必要となります。
アーカイブツールは様々なものがありますが、Explzhのように、アーカイブファイルを解凍しなくても内容を参照・操作できるものなら何でもかまいません。
参考記事では、7-Zipを使っていますが、以下、Explzhを使ってご説明します。
1.Firefoxを終了させた状態でプロファイルフォルダにアクセスし、extensionsディレクトリを開く。
Windows7の場合、C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\********.default\extensionsとなります。
2.開いたextensionsの中には、現在インストールされているアドオンがフォルダ単位で表示されていますので、言語ファイルを削除したいアドオンのフォルダを開き、Chromeフォルダをダブルクリックして内容を参照します。
*アドオンのフォルダ名が[{e4a**7b-f2ed-***b-b12d-ee082****781}]のようになっていることもありますが、フォルダを開いて[アドオン名.jar]を確認すれば名前がわかると思います。
3.Chromeフォルダ内にある[アドオン名.jar]を右クリックし、[Explzhから開く]を実行する。
4.Explzhのウィンドウが開き、[アドオン名.jar]の内容が参照できるようになりますので、左側のフォルダ一覧から[locale]フォルダを選択し、右側に言語ファイル一覧を表示します。
5.日本のユーザーの場合、日本語、英語があれば十分かと思われますので、[en-US][ja-JP]以外のフォルダを選択して削除します。
6.以下のように他の言語ファイルが削除されていればOKです。
他にも多数の言語ファイルがあると思われるアドオンがあれば、同様の手順で言語ファイルを削除していきます。
これでFirefoxの起動がある程度速くなると思います。
Firebootと違って手動でコツコツ削除していかなければならないのが面倒ですが、効果は確実にあると思います。多くのアドオンを導入していて、なんだか起動が重いと感じている方は試してみてはいかがでしょうか。
注意:本操作により、Firefoxが起動しない、いくつかのアドオンが正常に動作しなくなるなどの不具合が出る可能性があります。
このようなことをふまえ、作業前にはプロファイル丸ごと、または[extensions]フォルダのバックアップを行い、いつでも元の環境に戻せるようにしておくことを強くおすすめします。
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中にはXPIの中にjarが入ってるものもあります