このような機能は視覚的に状況が判断できるため、非常にわかりやすくていいですね。
しかし、こうした確認ができるのも接続状況レベルだけのことですし、ロケーションバー表示程度では一目でわかりにくいということもあります。
多くのタブを開いているようなときなど、現状が把握しにくいことなどがよくありますが、このような場面でも視覚的にアクセス状況がわかれば便利なこともあるでしょう。
そんなサイトごとのアクセス状況をわかりやすくしてくれるFirefoxアドオンが「Browser Border」です。
「Browser Border」は、ユーザーが指定したURL(またはURLに含まれる文字列)に接続した際、ブラウジングスペース周囲に任意のラインで囲み線を表示してくれるというアドオンです。
アドオンをインストールしたら、まずはオプション設定を開いてみましょう。
オプションウィンドウ内では左側にURLや含まれる文字列が記入できるようになっており、右側のリストからラインの位置や太さ、線種、カラーなどを選択するようになっています。
■ライン位置:borderで4辺を囲みます。
■線種:破線や2重線などから選択できます。
たとえば上記見本のように設定した場合、https接続の場合ブラウジングスペース4辺を赤線で囲み、URLに[remix]が含まれているページでは4辺がオレンジの破線で囲まれるようになります。
このように任意のURLはもちろん、通信手段や含まれているキーワードなどによってラインを表示できるようになることで、現在どんなページを開いているかが一目でわかるようになります。
セキュア通信に限った同種のアドオンはよく見かけますが、任意のURLなどをユーザー自身で追加できるというのがこのアドオンの特徴です。
いつものサイトをすぐに判別できるようにしたいという方は使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Browser Border(Add-ons for Firefox)
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