このようにして検索を実行できるのは非常に便利ですが、検索結果は現在のタブ、または新規タブで開かれるようになることから、そのキーワードを選択した元のページは一旦離れなければなりません。
そのページで見つけたキーワードなのに、離脱して別々のタブを行き来するというのはちょっと効率が悪いような気もしますね。
Firefoxアドオン「searchlite」を使えば、このような場面で効率的な検索を実行することができるようになります。
「searchlite」は、ページ上のテキストを選択して検索を実行する際、元のページ上に検索結果をインライン表示し、ブラウジングを続けながら検索結果を参照することができるというアドオンです。
searchliteインストール後は、テキスト選択時に表示されるコンテキストメニューに「SearchLite」という項目が追加されます。
検索キーワードを選択後、これを実行すると、以下のように小さなボックスが表示され、その中にGoogle(Yahoo!)での検索結果上位10件が表示されるようになります。
各結果にマウスオーバーすればサマリーが表示され、検索結果をクリックすれば現在のタブでサイトを開くようになっています。(ミドルクリックで新規タブに開くことも可能です。)
デフォルトの検索エンジンはGoogleとなっていますが、表示後[Yahoo!]ボタンをクリックすればYahoo!での結果に切り替わるようになっています。
*Google、Yahoo!ともに(US)利用となります。Googleの場合はそう問題ないと思いますが、Yahoo!で英数字などを検索した場合は結果がちょっと使い物にならないかもしれません。
ボックスは[Close]をクリックするまで閉じませんので、仮に現在のタブで開いても元のページに戻ればそのまま検索結果を再利用することができます。
また、同一ページ内の異なるキーワードでいくつでも検索ができるようになっており、多くのキーワード検索の結果を複数のボックスで表示したままにするなどの使い方もできます。
このように、ページ内でのインラインサーチ機能が可能になるというアドオンとなっています。
コンテキストメニューからの検索実行があまり役に立たないと感じている方は試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:searchlite(Add-ons for Firefox)[このアドオンは Mozilla のレビューを受けていません。]
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