このGoogle Analyticsは、基本的にサービスサイトにアクセスし、Google アカウントでログインしてから解析データを見ることができるようになっていますが、今日のアクセスはどの程度かな?などという時に、わざわざページを開いてログインするのも面倒ですね。
アクセス解析はアクセスがあるたびに変化しているため常に気になる存在であることは間違いありませんが、そうそう日に何度も確認していられないというのが現状だとは思います。
そんなGoogle Analyticsユーザーに便利なFirefoxアドオンが「Google Analytics Monitor」です。
「Google Analytics Monitor」は、Firefoxのステータスバーに、Google Analyticsで解析中のアクセス数やページビュー、直帰率などの数値情報を表示してくれるというものです。
アドオンをインストールすると、ステータスバーに以下のような情報が表示されるようになります。
セッティング前は見本のように各項目が[n/a]と表示されますので、まずはバーを右クリックして[Preferences]を実行し、オプション設定を開きましょう。
オプション設定は3つのタブに分かれており、それぞれ以下のような設定が可能となっています。
■全般
モニタしたいGoogle Analyticsで利用しているGoogleアカウント、およびパスワードを入力できるほか、情報の更新間隔(分・時・日)、バーのクリックによる挙動(リロード・プロファイルの変更)が設定できます。
■外観
○プロファイル名をステータスバーに表示する。
○測定項目名をフルネーム・ショートネームで表示する。
■データ設定
○モニタする期間(今日・先週・去年など)
○表示する測定項目
デフォルトではアクセス数、ユニークユーザー数、ページビュー、直帰率が表示されるようになっていますが、この画面の左から項目を選択し、右側へ移動すればそれらの項目を表示できるようになります。
以上のような設定が終わって少し待てば、ステータスバーに設定した測定項目が数値で示されるようになります。
なお、一つのGoogle アカウントで複数のサイトを管理されている場合は、ステータスバー右クリック→[profiles]より目的のサイトを選択して表示することが可能です。
デフォルトでは5分ごとに情報が更新されるようになっていますので、Firefoxさえ起動しておけば、ブラウジングに忙しいときでもアクセス状況をある程度把握することができるようになります。
サービスにアクセスするのが面倒な方や、常に最新のアクセス数を把握しておきたいという方は使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Google Analytics Monitor(Add-ons for Firefox)
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