文章を書き終える前に全体を読み返し、おかしなところを修正したりすることはよくあることですが小さなテキストエリアの場合は何度も上下にスクロールするような必要があり、非常にわかりにくいですね。
そんなときに便利なGreasemonkeyスクリプトが「Move and Size TextAreas」です。
「Move and Size TextAreas」は、内容を記入する前にテキストエリアのサイズを変更したり、画面いっぱいに最大化することができるというものです。
スクリプトをインストール後、表示しているページにコメント欄などのテキストエリアがあった場合、ページ右下に以下のようなボタンが表示されるようになります。
このボタンにマウスを乗せると、さらに[Activate TextAreas Script]と書かれたボタンがポップアップされ、これをクリックすることにより、機能が有効化されます。
機能が有効になると、そのページ内のテキストエリア右下に、赤・青2つのボタンが表示されるようになります。
青いボタンにマウスを乗せると矢印アイコンが表示されますので、そのままマウスで青ボタンをドラッグすればテキストエリアのサイズを自由に伸縮することができます。
これにより長めのURLを入力したいときは横長に、長文入力時には縦に伸ばしてなどといった使い方が可能となります。
文章入力後、赤のボタンをクリックすれば通常サイズに戻すことができます。
また、最初から赤のボタンをクリックした場合は、現在のウィンドウサイズに合わせて画面いっぱいにテキストエリアが最大化されるようになっています。
これにより、かなりの長文でもエディタを使っているかのごとく入力を進めることができるようになります。
この場合も、再度赤ボタンをクリックすれば通常のサイズに戻すことができます。
テキストエリアのサイズを変更するFirefoxアドオンやGreasemonkeyスクリプトは他にも多数ありますが、「Move and Size TextAreas」は必要時にだけ有効化でき、なおかつウィンドウいっぱいまでワンタッチで最大化できるというのが特徴です。
長文入力の多い方には重宝するスクリプトではないでしょうか。
ダウンロード:Move and Size TextAreas(userscripts.org)
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