RC1リリースから割と早い公開で機能などに大きな変更はありませんが、多くのバグが修正されているようです。
リリースノートによると、Thunderbird 3.1 RC2での主な変更点は以下の通りです。
*RC1の時点で実装済みのものがほとんどです。
■メッセージ検索の高速化とクイックフィルタツールバー
○より高速な検索結果:メッセージの索引付けにかかる時間が短縮されるとともに、全文検索もさらに高速になりました。
○新しいクイックフィルタツールバー:任意の検索語、タグやスターの有無、知人、未読メッセージ、添付ファイル付きなどの条件で、開いているフォルダ内のメッセージをすばやく絞り込むことができます。
■ユーザ体験の向上
○新しい設定変更ガイド:Thunderbird 2 ユーザが、Thunderbird 3.1 の新機能を使用するか、既存の機能や設定を使い続けるかを選択できるようにしました。
○保存したファイルの管理画面:コンピュータへ保存した添付ファイルや、メッセージ本文のリンクからダウンロードしたファイルの一覧を表示できます。
○メールアカウント設定ウィザード:多数の ISP のサーバ設定情報が追加され、Thunderbird のアカウント設定がより簡単になりました。このウィザードでは主要なメールサービスプロバイダのメール設定情報が登録されたデータベースが参照されるため、名前、メールアドレス、パスワードを入力するだけで、新しいメールアカウントを作成できます。
■パフォーマンスの向上
○安定性、メモリ管理、パスワード処理が改善されました。
その他Beta 2 から Release Candidate 2 の間に修正されたバグ一覧
リリースノート(jp)
ダウンロード:Thunderbird 3.1 RC2(mozillamessaging.com)
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