このような場合、引用文とは別にその引用元のページURLを記載するか、引用文自体をアンカーテキストにしてHTMLリンクを作成するなどの作業が必要となります。
テキストとリンクを分けて表記するような場合はそう面倒な作業ではありませんが、たとえばメールなどにその引用文をアンカーテキストにして貼りたいような場合は、わざわざHTMLタグを記述してやる必要があり面倒ですね。
そんな時でも、Firefoxに「Copy as HTML Link」というアドオンをインストールしておけば、素早くHTMLリンクを作成することができます。
「Copy as HTML Link」は、ウェブページ上で選択したテキストをアンカーテキストとして、そのページへジャンプできるHTMLリンクを素早く作成することができるというアドオンです。
利用するには、ページ上のテキストを選択してコンテキストメニューを開き、[Copy as HTML Link]をクリックするだけです。
これでHTMLリンクが自動的にクリップボードへコピーされるようになります。
■コピーされたHTMLコード
■メールやウェブページへ貼り付け後
このように、長い文章でもクリック可能なリンクとして利用することができるようになります。
コードを手打ちで付与したり、エディタを利用することもなく、ネタ元ごと引用できますので、自分用のメモや、第三者への情報提供手段の一つとして使えそうですね。
ダウンロード:Copy as HTML Link(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
■Webページ上で選択したテキストを簡単にテキストファイルとして保存できるFirefoxアドオン「stf」
■選択テキストにURLを付与してアクセスできるFirefoxアドオン「Create URL for any selected text」
■コピーした長文テキストにURLを付与して利用することができるFirefoxアドオン「Tyny Paste Uploader」
■URLや選択部分を自分のGmail宛にメモとして送信できるFirefoxアドオン「Email Yourself!」