本日は、Greasemonkeyとともに、Firefoxの外観やウェブサービスの使い勝手をカスタマイズしてくれる「ユーザースタイル」部門から、2009年管理者がお世話になったものをリストアップしたいと思います。
本日時点で管理者が使っているユーザースクリプトは以下の合計17個となります。
ON/OFFが面倒なので、基本的にStylishを使ったものとなっています。Stylishをインストールされている方はそれぞれの公開ページで[Install]ボタンをクリックするだけで導入が可能です。
また、コードが記載されているものは[userstyles.org]にアップされていないものですので、これらを導入される場合はStylishアイコンをクリック→新しいスタイルを書く→「白紙のスタイル」にて新規作成画面を呼び出し、適当なタイトルを付け、コードをコピペして保存すれば利用が可能です。
1.Bookmarks Toolbar - Hide Folder Icons
ブックマークツールバーのフォルダアイコンを非表示にしてくれます。
アイコンが消えることでかなりのスペースを稼ぐことができるので、フォルダが多い方におすすめです。
2.AutoPagerize - Page Separator MOD
AutoPagerize利用時に表示されるページ間の「仕切り」線をカスタマイズできます。
参考記事:AutoPagerizeのページセパレータを変更する2つのユーザースタイル。
3.Amazon.co.jp usedPrice Kicker
Amazonのページで「マーケットプレイス」の価格を目立たなくしてくれます。
4.Compress Bookmarks Toolbar Items
ブックマークツールバーにあるアイテム間の幅を狭めてくれます。[1.]と併用すればなお良し。
5.Double Line is Made One Main Line Tabbar
タブバー下の2重線を消してスッキリクリアに。
6.Extra-fine Line Sidebar Split v1
ブラウズ部とサイドバー部の境界線をスリムにしてくれます。
7.Hide Search and Go Buttons
ロケーションバーのGoボタン、検索バーの虫眼鏡ボタンを非表示にします。
8.Hide MyAddress from Google Navibar
Googleの各サービスページにある上部ナビゲーションバーから自分のGmailアドレスを消してくれます。スクリーンショットなどを公開する際、アカウント名をモザイクなどで隠さなくてもいいので便利。
9.httpsロケーションバーカラー
https接続の際、ロケーションバーの背景カラーをFirefox2のように色つきに変更できます。
カラーコード部を書き換えれば好みの色にできます。(見本はライトイエロー)
#urlbar[level] .autocomplete-textbox-container { background-color: #FFFFB7 !important; }
参考記事:Firefox 3でhttpsサイトを読み込んだ際のロケーションバーに色を付ける方法。
10.Ice-color Tabbar
タブバーを「アイス」なホワイトカラーにしてくれます。
参考記事:Firefoxの見た目を地味にカスタマイズできる13個のユーザースタイル
11.Keyword addition for Add/Change Bookmark
ブックマークの登録、編集ダイアログにキーワード入力欄を表示します。
12.Quick Find Bar Next/Previous
[/]で表示されるクイック検索バーにも[次へ][前へ]ボタンを追加します。
/* Add Next/Previous Buttons to Quick Find Bar */
.findbar-container>* {display: -moz-box !important;}
.findbar-container>* {display: -moz-box !important;}
参考記事:Firefoxのクイック検索バーに[次を][前を]などのボタンを追加する方法。
13.White Bookmarks Toolbar
ブックマークツールバーをホワイトベースなカラーリングにしてくれます。
14.White Statusbar
同じくステータスバーもホワイトに。
15.検索バーの右に履歴表示ボタンをセット
検索バー横に検索履歴を表示するドロップダウンリストを表示します。
#searchbar .autocomplete-history-dropmarker {
display: -moz-box !important;
-moz-binding: url("chrome://global/content/bindings/autocomplete.xml#history-dropmarker");
}
display: -moz-box !important;
-moz-binding: url("chrome://global/content/bindings/autocomplete.xml#history-dropmarker");
}
参考記事:Firefoxの検索バー横に履歴表示ボタンを追加する方法。
16.検索窓のサイズ
デフォルトでは小さい検索バーの横幅を任意のサイズに変更できます。長文検索もわかりやすくなります。(180px部を自由に変更してください。)
.searchbar-textbox {
width: 180px !important;}
width: 180px !important;}
17.サイドバーの幅の制限を無くす
サイドバーをドラッグして広げることができる幅の制限を無くします。
#sidebar-box {
overflow-x: hidden !important;
}
#sidebar {
min-width: 0px !important;
max-width: none !important;
overflow-x: hidden !important;
}
overflow-x: hidden !important;
}
#sidebar {
min-width: 0px !important;
max-width: none !important;
overflow-x: hidden !important;
}
参考記事:Firefoxのサイドバー幅の制限を無くす方法。
以上が今年お世話になったユーザースタイル達です。
線を消したり、幅を変えたりなどという小技系ばかりですが、デフォルトにはないスマートさが出て、いい感じになると思います。
テーマを変えたりするのも嫌だが細かなところは修正したいという方は、これらを試したり、好みのものを探しみてはいかがでしょうか。
<関連記事>
■2008年 管理者が使い続けたGreasemonkeyスクリプトとユーザースタイル。
■2009年 [moziller]がお世話になった13個のGreasemonkeyスクリプト