Firefoxではこうしたことを解消するために、いろいろなソフトウェアやアドオンを使うことになりますが、Google Chromeの最新devでは、オプションスイッチを指定することで、このようなメモリ解放を行うことができるようになります。
Google Chromeのdev版にメモリ解放機能を加えるには、以下の手順でショートカットにオプションスイッチを追加します。(見本はWindows 7)
Google Chromeの起動ショートカットを右クリックし、「Google Chromeのプロパティ」を開く。
[リンク先]部分の[C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\Application\chrome.exe]末尾に[(半角スペース) --purge-memory-button]を追加し、OKで閉じる。
(追加後は以下のようになります)
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\Application\chrome.exe --purge-memory-button
作業が完了したらGoogle Chromeを起動し、ツールバー右クリック→タスクマネージャ、またはShift+Escを押し、タスクマネージャを開いてみましょう。
以下のように、[Purge memory]ボタンが追加されているはずです。
これをクリックすることにより、複数実行されているプロセスからメモリが解放されるというわけです。
メモリ搭載量の少ないマシンや、ネットブックなどの非力なマシンで多くのタブを開いているようなときに効果的かもしれませんね。
参考記事:Free up memory in Chromium with a single click
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