本バージョンはまだテストバージョンですが、Betaと比較して多くのバグフィックスやパフォーマンスの改良がなされており、正式版リリースの最終段階に入っていることがうかがえるものとなっています。
本バージョンより、予想されていたアイコンデザインが採用されており、なんだか新鮮な気分です。
Thunderbird 3.0 RC1の主な特徴は以下の通りです。
(Beta版から実装されているものも含む)
■Beta版と比較して100以上のバグを修正
■Gecko 1.9.1.5プラットフォームの採用
■高度なフィルタリングツールと新しい検索システム
本バージョンより、日本語検索でのが可能となっており、日本のユーザーもこの新しい検索スタイルを有効活用することができるようになりました。
■新しいメールアカウントセットアップウィザード
■グローバル検索バーを含むメッセージツールバー
■タブ機能
メッセージ単体、検索結果、フォルダなどをFirefoxのように新規タブで開いて個別に扱うことができます。
■複数のメールボックスを統合するスマートフォルダ(デフォルトでON)
そのほかにも、新しくなったヘッダ表示やメッセージアーカイブ機能、アクティビティマネージャ(イベントログの管理)をはじめ、改良されたアドオンマネージャやアドレス帳の管理などが実装されています。
本バージョンではBetaで使えていたアドオンもほとんどが無効となるなど、常用には向いていないかもしれませんが、次期Thunderbirdを一足先に試してみたいという方はインストールしてみてはいかがでしょうか。
リリースノート(en)
ダウンロード:Thunderbird 3.0 RC1(Mozilla Messaging)
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