このような写真の中には、どのデジカメでどのように設定にすればこんないい写真が撮影できるのだろうかと気になるものもありますね。
皆さんご存じのように、デジカメで撮影した写真には、ほとんどの場合Exifという規格で撮影情報が付与されるようになっており、わざわざこうした情報を削除してからアップしない限り、ウェブ上にもこの情報が付与されたまま公開されてしまいます。
このような情報をFirefox上で簡単に表示することができるアドオンが「FxIF」です。
「FxIF」は、Firefoxで表示している画像上で右クリックして表示されるプロパティに、Exif情報を追加表示することができるというアドオンです。
アドオンをインストール後は、画像右クリック→プロパティで表示される情報が以下のように変化します。
*当然ですがExif情報が存在する場合のみ有効です。
■デフォルト
■FxIFインストール後
このように、デジカメの機種、撮影日時はもちろん、フラッシュの使用から露出、ホワイトバランスなど、撮影時の設定も細かく把握することができるようになります。
同ウィンドウ内に追加される「コピー」ボタンをクリックすることで、これらの情報をクリップボードへコピーすることも可能です。
また、最近無意識に投稿している方が多い携帯電話で撮影した画像などに、位置情報が付与されている場合があります。このような画像のプロパティを確認した場合は緯度経度情報が表示されるようにもなっています。
オプション設定では、この位置情報の表記スタイル(例:[Degrees Minutes Seconds] =40° 43' 20.7″ N, 74° 02' 47.2″ 、[Decimal degree] =40.722417° N, 74.046444° )
の選択や、その情報を地図サービスで表示するための地図プロバイダの入力が行えます。
ここに、たとえばGoogle マップのクエリ(http://maps.google.com/maps?ll=%lat%,%lon%&q=%lat%,%lon%&z=10&hl=%lang%)を入力しておくと、上記見本の[地図 リンク]をクリックした際、表示されている緯度経度の場所をGoogleマップで表示することもできます。
このように、機種情報、撮影設定情報に加え、撮影場所までも確認することができるというアドオンとなっています。
カメラや写真に興味があり、他の方が撮影した写真の詳細情報を参考にしたい方にとっては便利なアドオンですね。
ダウンロード:FxIF(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
■複数の写真共有サイトに画像をアップロードできる「Fotofox」
■サイトのIPから位置情報をGoogle マップで表示できるFirefoxアドオン「Shazou」
■Firefox 3.5+Google マップで現在地を表示してみる。