このような操作をFirefoxで行う場合、通常はテキスト選択→右クリック→コピー、または選択後にCtrl+C(Win)を実行する必要がありますが、このちょっとした操作が面倒に感じることもたまにありますね。
Firefoxには、このような場面でも、テキストを選択するだけで自動的にコピーしてくれるようなアドオンがいくつかありますが、今回は、選択時の遅延時間を設定できたり、おまけ機能として、クリップボードの内容をマウスホイールのクリックで貼り付けることができるというアドオン「ClickCutter AutoCopy」というものを試してみました。
「ClickCutter AutoCopy」は、Firefoxで表示しているページ上の
テキストを選択し、指定した遅延時間だけマウスをリリースしなければクリップボードに自動コピーされるというアドオンです。
アドオンをインストール後、ウェブページ上で何かテキストを選択し、それを自動コピーしたい場合は、選択したままマウスボタンを離さないでおきます。
そうすると、デフォルトでは0.8秒後に以下のように[C]マークが表示されるようになります。
このマークが表示された時点でクリップボードにテキストがコピーされているというわけです。
また、おまけ機能として、このテキストをFirefox上の検索窓やテキストボックスに貼り付ける際、マウスのセンターホイールクリック(ミドルクリック)で貼り付けることもできるようになります。
このように、コピー・ペースト時に右クリックからメニューを開いたり、キーボードショートカットを使わなくて済むようになるというアドオンです。
オプションでは、機能の有効・無効、ステータスバーアイコン
機能のON・OFFは、ステータスバーに表示されるアイコンクリックでも可能で、このアイコンを右クリックして表示されるメニューからは、ミドルクリックのON・OFFを切り替えたりオプション設定を呼び出すことも可能です。
遅延時間が設定できることから、類似アドオンのようになんでもかんでもクリップボードへということが無いのがいいですね。
なお、同アドオンが気に入っている方は、オフィシャルサイトにてスタンドアロン版をダウンロード・インストールしておくことにより、IEなど他のブラウザでも同様の機能を利用することができます。(Win)
Firefoxでコピペを頻繁に行う方は、インストールしておくと便利かもしれません。
ダウンロード:ClickCutter AutoCopy(Add-ons for Firefox)
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