3.6からは、Gecko 1.9.2レンダリングプラットフォームの採用、Personasの内蔵による容易な外観変更などがサポートされています。
Firefox 3.6 Beta 1は、以下より50言語版がダウンロード可能となっています。
http://www.mozilla.com/en-US/firefox/all-beta.html
Firefox 3.6 Beta 1の主な特徴は以下の通りです。
■Gecko 1.9.2レンダリングエンジンの採用
■Personasの内蔵
アイコンなど、表面には何も出ていませんが、Personasのサイトでデザインにマウスをポイントすればプレビューされるようになっています。
ここで[Wear this]ボタンをクリックするとテーマが適用され、今後はアドオンマネージャ内の[テーマ]セクションで変更や削除などの管理が可能となります。
なお、削除したあと、通常のテーマに戻すのに再起動の必要はありません。
■プラグインの自動バージョンチェック機能
■ネイティブビデオのフルスクリーンサポート
■Javaスクリプトパフォーマンスの向上(JavaScript 1.8.2)
■総合的なブラウザの反応向上、起動時間の短縮
などとなっています。
3.5ユーザーから見ればそう変化は感じられませんが、使い込んでいくとパフォーマンスの向上が感じられるのかもしれません。
また、システム要件を見てみると、まだWindows 7には対応じていないようですが、ジャンプリストなどは使えないものの、Windows 7でもきちんと動作しています。
11/1追記:タスクバー統合には対応しており、タスクバー上でマウスポイントすれば、開いているすべてのタブがサムネイルプレビューされ、選択ができるようになっています。
いつものことですが、本バージョンは未だテストバージョンとなっています。
インストールディレクトリの場所を分ける、新規プロファイルを作成するなどの作業を行い、十分注意して自己責任にてご利用ください。
ダウンロード:Firefox 3.6 Beta 1
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