管理者も喜んで即日インストールし、Firefoxでブラウジングしていますが、最小化時のメモリ解放などができない点を除けば特に不具合もなく利用できています。
Windows 7になったからといって、Firefoxの機能自体には特に変化はありませんが、大きな違いはやはり「見た目」でしょう。
そこで今回は、FirefoxのUIをスケスケのGlass仕様にすることができるアドオンやユーザースタイルをいくつかご紹介したいと思います。
以下はStylishをインストールしたFirefoxにユーザースタイルをインストールする方法となりますが、そのベースとなるGlassフレームを提供してくれるアドオンとして「Glasser Pojo」のインストールを前提としています。
また、ユーザースタイルの中にはGlasserの利用が必須のものもありますので、各スタイルをインストールする前に、「Glasser Pojo」(以下Glasser)をインストールしておくことをおすすめします。
Windows 7にFirefoxを単にインストールすると、以下のようなデザインとなります。
XPユーザーにとってはこれだけでもちょっと新鮮ですが、以下の各スタイルをインストールすることにより、あっちもこっちもクリアでクールなFirefoxを作ることができるようになります。
1.Windows 7 - Fully glass default theme(要Glasser)
アドオン「Glasser」の導入だけでは、まだ十分にGlass化されませんが、このスタイルを併用することにより、タブツールバー部分などもGlass化することができます。
2.Downloads Manager: Glass transparency + background
ダウンロードマネージャウィンドウをGlass化するとともに、背景画像を適用してくれます。
3.Glass menus
メニューツールバーをクリックして表示されるリストをGlass化してくれます。
*3.1用なので、ドロップダウンなどがたまにおかしくなることがあります。
4.Transparent URL and Search bar in Firefox
ロケーションバー、検索バーのテキストボックス内をGlass化してくれます。
5.Glass Fx Options window(要Glasser)
オプションウィンドウをGlass化してくれます。
6.Glass dialogs
ページ閲覧中に表示される各種ダイアログをGlass化してくれます。
7.Add-ons window - glass transparency(要Glasser)
アドオンマネージャウィンドウをGlass化してくれます。
8.Glass Customize Toolbar window(要Glasser)
「ツールバーのカスタマイズ」ウィンドウをGlass化してくれます。
9.Glass Bookmarks Manager window(要Glasser)
「ブックマークの管理」ウィンドウをGlass化してくれます。
10.Transparent Tooltips
ツールバーボタンなどにマウスをポイントした際に表示されるツールチップを透明化してくれます。
11.Tabs on top for Glasser
Google Chromeのようにタブバーを上部に移動し、それをGlass表示してくれます。
以上のように、これらのスタイルを適用することで、中途半端に透明化されているFirefoxにかなりの透明感を与えることができるようになります。
基本はGlasser Pojo+Windows 7 - Fully glass default themeで十分かっこいいですが、物足りない方は、2-11のスタイルを適用してみてはいかがでしょうか。
*Glassテーマを適用するアドオンは他にもいくつかありますが、それらのテーマと各スタイルの相性により、ツールバーやサイドバーの境界線がずれたりするようなこともあります。
ダウンロード:Glasser Pojo(Add-ons for Firefox)[実験的なアドオン]
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■Firefox 3.5をグラス仕様にできるアドオン「All-Glass Firefox」(Win Vista/7)
ですが、編集をする事によってメニューがツールバーにかぶる現象を回避できます。
ツール⇒アドオン⇒ユーザースタイル⇒Glass menus. Firefox 3.1 fixed0を編集
一番下のコード「margin: -20px !important」の記述を20pxから0pxに変更してください。
「margin: -0px !important」
にして保存を押せば完了です。
変更なしで使用した場合のメニューをクリックすると、一番上の項目が選択されてしまう現象を回避できます。