このような場面で、タブを切り替えながら入力を行おうとすると、それぞれのタブで毎回IMEのON・OFFを行う必要があり、ちょっと面倒ですね。
そんな場面で役立つFirefoxアドオンが「TabIMSwitch」です。
「TabIMSwitch」は、Firefoxで開いているタブごとにIMEの状態を保持し、それぞれのタブを行き来しても日本語入力のON・OFF作業を行うことなくスムーズに入力作業を継続できるというアドオンです。
たとえば、タブAで英文の書き込みを行いつつ、タブBで日本語入力によるチャット中などというようなとき、通常なら、タブを切り替えるたびにIMEのON・OFFを行う必要がありますが、このアドオンをインストールしておけば、そのような作業をすることなく、そのまま当初のIME状態で入力を続行できるようになります。
*ただし、当方のATOK環境では、日本語入力ON時に一旦アルファベット入力になってしまう現象が見られました。
この場合、「A」をクリックして一旦「ひらがな」にしてしまうと、その後はタブを行き来しても正常にひらがな入力ができました。
複数のタブを開いて、英語や日本語入力を使い分けるようなシーンが多い方にとっては、地味ながら便利なアドオンだと思います。
ダウンロード:TabIMSwitch(Add-ons for Firefox)
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