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2009年09月23日

言語を自動検出してページ翻訳を実行できるFirefoxアドオン「World Wide Lexicon Toolbar」

Firefoxアドオンには、海外のサイトを読む際に便利な翻訳ツールが数多くあります。

これらを使えば、英語やフランス語のサイトでも、ある程度内容を把握できますが、アドオンによって翻訳精度や方式なども異なり、自分の使い方にマッチするものを見つけるのも難しいものですね。

今回は、このような「翻訳」系アドオンの中から、機械+人の手によるページ翻訳を実行できるアドオン「World Wide Lexicon Toolbar」を使ってみました。

「World Wide Lexicon Toolbar」は、Googleなどの機械翻訳だけでなく、ユーザーの手による翻訳結果も参照することができるツールバータイプの翻訳アドオンです。

アドオンをインストール後、ユーザー登録画面が表示されますので、メールアドレスとパスワードを入力し登録を済ませておきましょう。

翻訳自体は専用のツールバーで行うようになっています。

言語選択は左→右の言語に翻訳されるようになっていますが、何語のページを表示するかわからない場合は、左側のドロップダウンリストで[multi-language]を選択しておけば、ページの言語を自動判別してくれるので便利です。


001_World Wide Lexicon Toolbar_Firefox_Add-ons.JPG


言語の設定が完了したら、外国語のページを開き、ツールバー上の[Translate]ボタンをクリックするだけで翻訳が開始されます。

■翻訳前


002_World Wide Lexicon Toolbar_Firefox_Add-ons.JPG


■翻訳後


003_World Wide Lexicon Toolbar_Firefox_Add-ons.JPG


元の情報も崩れず、綺麗に翻訳されます。

*リロードすれば元の言語でページを再表示できます。

これらの翻訳は、登録したユーザーによってすでに翻訳された結果も表示されるようになっていますので、より精度の高い翻訳結果を見ることができるようになっています。

オプション設定では、これら機械翻訳以外の翻訳を結果として表示するかどうかや、翻訳した部分の色つけ、隠しテキストの表示、翻訳スコアのしきい値、サイドバー自動開閉のON・OFFなどが設定できます。


005_World Wide Lexicon Toolbar_Firefox_Add-ons.JPG


デフォルトでは検索開始後にサイドバーが開くようになっていますが、ここには寄付を下ユーザーの名前や、ボランティア翻訳者の名前、よく翻訳されているサイトなどが表示されるだけですので、特に開いておく必要も無いでしょう。

そもそも何語かわからないような時や、部分翻訳が面倒なときなどに便利なアドオンですね。

他の翻訳ツールに満足できなかった方も試してみてはいかがでしょうか。


ダウンロード:World Wide Lexicon Toolbar(Add-ons for Firefox)[experimental]


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