それらのサイトをブラウザで定時に開くには、当然ながらユーザーがブックマークなどから手動でアクセスする必要があります。
しかし、このような分かり切った作業でも、勝手に開いてでもくれない限り忘れることはありますね。
Webブラウジングが日常の習慣になり、PCやブラウザも付けっぱなしというのが当たり前になった今、このような作業も自動化しておけば、見るつもりだったサイトのチェックを忘れたりすることは無いでしょう。
そんなユーザーの希望を叶えてくれるFirefoxアドオンが「TabAlarm」です。
「TabAlarm」は、PCとFirefoxが起動しているかぎり、指定した時間に指定したURLを自動的に開いてくれるというアドオンです。
OFFタイマーならぬ、サイトのONタイマーといったところですね。
アドオンをインストールしたら、まずはオプション設定を開いてみましょう。
*ステータスバーの専用アイコン
アラームをセットするには、この画面内のカレンダーから日付を選択し、開きたいURL、時刻(24時間制)を記入します。
次に、[Repeat]部分からそのスケジュールを繰り返すかどうかの選択を行います。
選択肢は、「1回だけ」、「毎日」、「毎週」の中から選択が可能です。
これらの条件をセットし、[Add]ボタンをクリックすれば、スケジュールが下部に追加されますので、[OK]で閉じます。
あとはFirefoxが起動している限り、その日その時刻になると、指定したURLが新規タブで開くようになります。
もちろん、これらの設定は複数サイトで複数パターン登録することが可能です。
また、リストをクリックすると、「編集」「重複」「削除」ボタンが有効となります。
「編集」をクリックすれば編集画面が表示され、個別に内容を変更できるほか、「重複」ボタンで同じスケジュールをもう一つ追加、「削除」ボタンでスケジュールを削除することができるようになっています。
■編集ウィンドウ
このように、ある一定の時間に開いておきたいサイトを登録しておくことによって、開き忘れや開く手間を省くことができるというアドオンです。
定時に見たいサイトがある方、それらを常に繰り返したい方にとっては、便利なアドオンですね。
ダウンロード:TabAlarm(Add-ons for Firefox)[実験的なアドオン]
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