記事中では、主にエラーコンソールでコマンドをたたく方法について書かれていましたが、今回は追記にあったアドオンを使う方法により、実行してみました。
SQLiteデーターベースの最適化により、Firefoxを高速化する方法はよく知られていますが、その方法はちょっと複雑なもので、初心者の方などには分かりにくいものでしたが、以前記事にした「SQLite Optimizer」などを使えばワンタッチで最適化することができます。
追記:さきほど確認したら、最新版の0.6からはVacuumも実行できるようになっていましたので訂正します。
それに応じてオプション設定も以下のように変更されています。
今回試してみた「Vacuum Places」は肥大したデータベースの中から使用しているものだけで新たに再構成する[Vacuum]をワンタッチで実行することができるというものです。
要するにデータベースをデフラグするようなものですね。
なお、今回はロシア語でオプションに何が書いてあるのかがよくわかりませんでしたので、「ふと今日は・・・・・・」さんが公開されておられる日本語版を使わせていただきました。
アドオンの使い方は非常に簡単で、インストール後、ステータスバーに追加された専用のボタン
以下のようなメッセージが表示されたらVacuumは完了です。
当方の環境では、実行前に3M弱ほどあったplaces.sqliteが、実行後は1.45Mにシェイプされ、軽快感が増したことが確認できました。
オプション設定では、アイコンを非表示にして、指定の回数Firefoxを起動した際に再表示させるようにすることができます。
使い込んだFirefoxの動作がなんだか重い・・という方は、「Vacuum Places」でVacuumして「SQLite Optimizer」でReindexしてみると簡単に高速化ができるかもしれませんね。
<参考記事>
Firefox の places.sqlite を再起動せずに VACUUM する方法 via えむもじら
Vacuum Places 日本語化 via ふと今日は・・・・・・
ダウンロード:Vacuum Places(Add-ons for Firefox)[experimental]
ダウンロード:Vacuum Places(日本語版)[ふと今日は・・・・・・]
<関連記事>
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■Firefoxを高速化する3つのabout:config設定。
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ただいま修正いたしました。