もし、いつのまにかそのようなリンクが出来てしまっていた場合は、放置せずにすぐに対処しておきたいものですね。
しかし、このような確認作業は簡単なようで意外と面倒なものです。
そんな時に役立つFirefoxアドオンが「Pinger」です。
「Pinger」は、その名の通り、pingを打つようにWebページ上のリンクチェックし、リンクのステータスを素早く確認することができるというものです。
アドオンをインストール後、ページの任意の部分、またはターゲットとなるリンクを選択(複数可)してコンテキストメニューを呼び出します。
メニュー内には、ページ内の全てのリンクをチェックする[ping all links]と、選択したリンクだけをチェックする[ping just links in selection]という項目がありますので、目的に応じてどちらかをクリックします。
*全てを選択した場合、ドロップダウンリスト内のジャンプ先などもチェックできます。
チェックが開始されると、チェックを終了したリンクのカラーが変化し、すべてのリンクチェックが完了したら、以下のように結果がオーバーレイ表示されるようになります。
結果は5つの項目に分かれており、リターンのあったリンク(問題なし)や応答の無かったリンク、タイムアウトになったリンクなどが確認できるようになっています。
見本は全てOKなので、選択したリンクがグリーンで表示されていますが、エラーのあったリンクなどは、赤などに変化するようになっています。
また、エラーがあった場合は、結果下部に以下のようなメッセージが表示され、修正が必要なリンクのタグやアンカーテキストなどが表示されるようになっています。
オプション設定では、実行完了時のリンクカラーや、ログオフに関するリンクなどのチェック除外、xHTMLタグのチェックの有無などが設定可能です。
このようなアドオンはいくつかありますが、Pingerは、動作も速く非常に軽いのが特徴となっています。
Webサイトを管理されている方には非常に便利なアドオンですね。
*注意:自サイトでこの手のツールを全てのリンクに対して実行した場合、アドセンスなどの広告もチェックされ、結果的に自己クリックしたことになってしまうことも考えられます。
Pingerの場合、アドセンスはスルー(全てかどうかはわかりませんが・・)され、Amazonはチェックされるということが確認できました。
最近ではアドセンスも自己クリックは自動認識し、申告の必要も無くなったようですが、アフィリエイトリンクなどを貼っている方は規約違反となる可能性の無いよう十分に注意してください。
ダウンロード:Pinger(Add-ons for Firefox)[experimental]
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