しかし、コメントやトラックバックである程度のコミュニケーションがとれるとはいえ、ユーザー同士が直接議論することなどはできず、もう一つうまくコミュニケーションできない場面もありますね。
また、スパム行為を行う輩がいることもあり、せっかく書き込んだコメントも管理者側で取捨選択され、非公開に終わることもよくあることです。
このようなことから、ブログのコメントなどはあまりやくに立たないと思っている管理者の方や、他の訪問者と意見を共有しにくいという訪問者もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、Firefoxに「Add A Tweet」というアドオンをインストールしてみてはいかがでしょうか。
「Add A Tweet」は、Firefoxで表示しているサイトにコメント欄が無くても、そのサイトに対するコメントをTwitterにポストする形で残し、同じサイトに対してコメントを残したユーザーと共有することができるというちょっとおもしろいアドオンです。
＜利用イメージ動画＞
Welcome to addatweet! from addatweet on Vimeo.
ユーザー登録などは不要で、Twitterのアカウントをお持ちの方なら誰でもすぐに利用できるようになっています。
＜使い方＞
アドオンは、Add A Tweetメインページにてインストールを行います。
アドオンをインストールしたら、コメントしたいWebページを開き、ツールバーに追加された専用のボタン
をクリックしてみましょう。以下のように、「Add A Tweet」がサイドバーに開くようになります。
デフォルトでは、ここに各ユーザーのあらゆるサイトへのコメントが表示されています。
自分が参加するには、ここでサイドバー上部の[Authorize with Twitter]をクリックします。
新規タブでTwitterのアプリケーション接続許可画面が表示されますので、ここでユーザー名、パスワードを入力し、[Allow]ボタンをクリックします。
これで準備は完了です。
コメントしたいサイトを開いたら、サイドバー上部のテキストボックスに内容を記入しましょう。URLは自動的に挿入されます。
＊もちろん日本語もOKです。
テキストボックス下のtweet thisのチェックした場合は、コメントが自分のTwiterへの投稿にもなり、チェックを外しておけば、そのコメントはTwitterへは投稿されず、「Add A Tweet」だけに記録されます。
たとえば以下のように書き込んだ場合・・
このようにサイドバーに反映されるようになります。
同じページに他のユーザーがコメントした場合、そのページを開くとここにその他のコメントも並んでいくようになるというわけです。
コメントの表示は、「全て」「フォローしているユーザーのみ」「オーソリティ」の中から選択することもできるほか、それぞれのコメントに対しては、下部のオレンジのリンクをクリックすることにより返信などもできるほか、スパム判定を行うこともできるようになっています。
Twitter機能をONにして投稿した場合、Twitterには以下のようなスタイルでポストされます。
「Add A Tweet」に対してのポストはこんな感じです。
オプション設定は特にありませんが、ツールバーボタン横の▼をクリックし、[Settings]をクリックすれば、サイドバーを左右どちらに表示するかの選択が可能です。
このように、Twitterをうまく使って、ページごとにコメントし、それを共有できるという「訪問者」視点のコミュニケーションツールとなっています。
日本でもユーザーが着々と増加中のTwitterですが、このようなツールとうまく連携させることにより、さらにコミュニケーションが発展するかもしれませんね。
ダウンロード：Add A Tweet
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