このような時、ソーシャルメディアなどにリンクを送ってあとでじっくりと読むというような方法もありますが、読む際にそれらにアクセスする必要がありますし、不要なものまで貯まっていく可能性もあります。
Firefoxアドオンには、このような場面で役立つ「あとで読む」系ツールが数多くありますが、今回は、その中から非常にシンプルなページ・リンクストックツール「Instant Watchlist」というアドオンを使ってみました。
「Instant Watchlist」は、ユーザー登録や設定も不要な非常にシンプルなアドオンです。
使い方は非常に簡単です。
表示しているページ内のリンクで、今は開かずにあとで読みたいものがあれば、そのリンク上で右クリックし、コンテキストメニューから[Add to Watchlist]をクリックします。
上部にリストへの追加完了ステータスが表示されればストック完了です。
同様に、現在閲覧中のページ上で右クリックし、コンテキストメニューから[Add Current Page]を選択することにより、ページ自体をリストに追加することができます。
こうして追加されたウォッチリストを参照するには、コンテキストメニューから[View Watchlist]を選択します。
以下のような小さなウィンドウが表示され、今までに貯めたリンクやページがそのタイトルで表示されるようになります。
それぞれをダブルクリックすることにより、新規タブでそのリンクやページが開かれ、一度開いたものはリストから消えるようになっています。
また、ウィンドウ下部の[Add Item to List]部分にURLと名前を入力し、[Add]ボタンを押せば、手入力によるリストの追加も可能です。
以上のように、ややこしい設定無しで、非常に簡単にリンクやページのストックができるというアドオンです。
ニュースサイトで気になる記事だけをまとめてリストに入れておいたり、画像などのリンクを開かずに貯めておくなどしておけば、あとでじっくりと選別することができますね。
ダウンロード:Instant Watchlist(Add-ons for Firefox)[実験的なアドオン]
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