このアドオンを使って、ツールバーやメニュー周りなどを自由にカスタマイズしている方も多いことでしょう。
手軽にカスタマイズが可能なことから、次々にこのStylishに新たなユーザースタイルを加えてしまうことがありますが、、いつのまにか大量のスタイルが登録され、どの状態がデフォルトだったか、どのスタイルが最新かなどの管理がややこしくなってきますね。
このように、多くのスタイルを適用されている方に便利なアドオンが「Stylish-Custom」です。
「Stylish-Custom」は、その名の通り、Stylish自体の管理機能をカスタマイズすることができるというもので、Stylishと一緒に導入することにより、デフォルトにはない様々なスタイル管理機能を利用することができるようになります。
アドオンをインストールすると、ステータスバーにStylishアイコンとは別に、Stylish-Customのアイコン も並ぶようになります。
このアイコンを右クリックすると、メニューが表示され、ここから以下のようなカスタム機能が利用できるようになります。
■Snapshot(スナップショット)
現在登録されているスタイルの有効・無効状態を保存することができます。
■Restore Snapshot(スナップショットの復元)
スナップショットが保存されているときだけ表示され、クリックすることにより、全スタイルの状態を元に戻すことができます。
■Export Styles(スタイルのエクスポート)
現在のスタイルを指定フォルダにエクスポートすることができます。
専用のウィンドウにて、エクスポートしたいスタイルの選択が可能です。
■Import Styles(スタイルのインポート)
スタイルをインポートすることができます。
エクスポート時と同様のウィンドウが開き、インポートしたいスタイルを選択することができます。
■Stylish Info
全ユーザースタイルの状態、取得URLやIDなどの情報が表示され、このウィンドウから全スタイルのアップデートや検索が可能となります。
Stylishデフォルトの機能と比べて格段にアップデートなどが簡単になります。
*更新が完了「しまいた」・・・になっているのは翻訳時の入力ミスだと思います。
また、上記の機能に加え、スクリプトを編集・記述する際のウィンドウにもいくつかの機能が加えられており、より簡単に、わかりやすくスタイルを編集することができるようになっています。
オプション設定では、以下のように、各機能をStylish本体から呼び出すか、Stylish-Customから呼び出すかを指定できたり、アップデートドメインの変更、編集エリアのフォントとサイズなどを指定することができます。
このように、Stylishにデフォルトには無い便利な管理機能を与えてくれるというアドオンです。
20も30もスタイルをインストールされている方にとってはかなり便利なアドオンだと思いますので、是非試してみてください。
ダウンロード:Stylish-Custom(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
■StylishでカスタマイズするFirefoxインターフェース。
■Firefoxのユーザーインターフェースを[Stylish]でクールにカスタマイズする10個のユーザースタイル。
■「Stylish」を使ってカスタマイズしたユーザースタイルをバックアップする方法。
■Firefox 3から3.5への私的環境移行ガイド。