しかし、Google一本で何もかも済ませているわけではなく、Firefoxに登録することができる他の検索エンジンでも随時検索を行っていることでしょう。
このように、複数の検索エンジンで検索する場合、通常、検索バーで検索エンジンを切り替えながら実行する必要があり、少し面倒に感じることもあるかもしれません。
最近は、MSのBingや、海外で話題のWolframなど、個性的な検索エンジンも増えており、ますますGoogle以外での検索結果が気になるところでしょう。
「Unified Search」は、そんなGoogleでの検索結果に、その他の検索エンジンでの結果をサイド・バイ・サイドで表示することができるというFirefoxアドオンです。
「Unified Search」をインストールし、いつものようにGoogle検索を実行すると、以下のように画面が2分割され、左側に通常通りGoogle検索の結果が、右側にはBingの結果が表示されるようになります。
このBingの結果部分は、独立してクリックやページ送りが可能となっています。
ページ上部には、「Unified Search」のコントロール部が表示され、ここでBing、Wolfram、Wikipedia、Delicious、などの検索エンジン名をクリックするだけで、Googleの結果はそのままに、同一キーワードによる各検索エンジンの結果に切り替えることができます。
■original
(Googleの検索結果だけの標準表示にします。)
■Wolfram
■Wikipedia
■Delicious
*各検索結果部分の下部にあるボタンをクリックすれば、スクロールバーを表示することもできます。
これらの検索エンジンは、コントロール部の[×]をクリックして非表示にすることができるほか、ジャンプボタンをクリックすることで、単独の検索ページとして切り離すことも可能です。
また、デフォルトでは表示されていませんが、[original]横の[+]ボタンをクリックすることで、これらのリストに[Stumbleupon]を加えることも可能です。
■Stumbleupon
オプション設定では、メニューに表示する検索エンジンの表示・非表示が可能となっています。
以上のように、5つのクールなサービスからGoogleと同時にキーワード検索が実行できるというちょっと便利なアドオンです。
検索バーにあれこれインストールしていても結局Googleしか使わない、という方も多いと思いますが、このアドオンをインストールしておけば、その他の検索エンジンから思わぬ情報が発見できるかもしれませんね。
ダウンロード:Unified Search(Add-ons for Firefox)
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