しかし、この機能には、タブを少しでも下方にドラッグ&ドロップするとすぐに機能が働いてしまうなどのバグ(Bug 493978)があるほか、ショートカットをデスクトップに保存できなくなるなどの弊害もあります。
Firefoxアドオン「bug489729 (Disable detach and tear off tab) 」を使えば、この「タブの切り離し機能」を必要に応じてON・OFFしたり、ショートカットの作成を有効にしたりできるようになります。
「bug489729 (Disable detach and tear off tab) 」をインストールし、設定を開いてみると、以下のように2つの項目が表示されます。
それぞれにチェックを入れることにより、タブの切り離し機能を無効にしたり、URLのドロップを有効にして、今まで通りショートカットを作成したりすることができるようになります。
ちなみにTabMixPlusをご利用の方は、オプション→リンク→[シングルウィンドウモードを有効]にチェックをいれておけば、タブの切り離しは行われません。
また、切り離したタブは、元のウィンドウから消えるようになっており。これを元に戻したい場合もあるかと思いますが、これもワンタッチでは戻すことができません。
このような作業を素早く行うには、[Undo Detach Tab]というアドオンも併用すれば、簡単に元に戻すことができるようになります。
アドオンをインストール後は、タブを切り離した元のウィンドウ、および、切り離しにより開かれた新しいウィンドウのタブ、またはタブバー上で右クリックして開くコンテキストメニューに[切り離したタブを元に戻す]という項目が追加されます。
これを実行することにより、どちらのウィンドウからでも素早く元の状態に戻すことができるようになります。
*元に戻すと同時に、切り離されていた新しいウィンドウは閉じます。
切り離し機能が不要な方、逆に頻繁に利用される方のどちらにとっても、使い勝手が向上するアドオンだと思います。
ダウンロード:bug489729 (Disable detach and tear off tab)(Add-ons for Firefox)
ダウンロード:Undo Detach Tab(Add-ons for Firefox)
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