今回のバージョンアップでは、新たに同期項目として「設定」が追加されるなど、さらにFirefoxの環境同期内容を充実させたものとなっています。
「Weave 0.4.0」は、現在実験中のデータ同期アドオンで、Firefox 3.5RC〜3.6で動作するものとなっています。
既に3.5×でWeaveをご利用の方は、アドオンの上書きインストールにより設定が引き継がれるようになっています。
今回の大きなアップデート内容として、同期項目であるブックマークや履歴、パスワード、フォーム、タブに加え、「設定」が追加されたことです。
これにより、他のPCにインストールしたFirefoxをいつものようなアクションで利用できることが可能となります。
また、この設定項目には、Personasのデザインも含まれており、見た目までも同期することができるようになっています。
その他にも、モバイルFirefoxであるFennecへの対応、OpenIDへの対応などが追加されています。
詳しいアップデート内容(en)
設定項目にはまだクッキーやテーマなどがグレーアウトされた状態となっており、今後これらも同期が可能になれば、Firefoxをどこでもいつもの環境で利用することができそうですね。
複数のPCやプロファイルでFirefox 3.5をご利用の方は是非試してみてください。
*新たに同期項目が増えたせいか、HDDへのアクセスが頻繁に行われ、若干応答不能気味の状態となったことをご報告しておきます。
参考記事:Weave 0.4.0 Released
ダウンロード:Mozilla Labs - Weave Sync 0.4.0(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
OpenID対応と自動ログイン機能が搭載されたFirefoxデータ同期アドオン「Weave」(3.1b3〜)
Mozillaのオンラインサービス「Weave」をFirefox 3 Beta2で試してみました。