更新情報を素早く確認するという面ではフィードのようでもありますが、個別の情報をサイトから切り取って確認できるのがおもしろいところです。
昨日の記事では、このWebスライス機能をFirefoxで実現するアドオンとして「WebChunks」を記載していましたが、詳細な記事はまだ書いていませんでしたので改めてご紹介いたします。
「WebChunks」は、Firefoxに専用のツールバーを追加して、IE8のWebスライス機能をFirefoxでそのまま利用できるというアドオンです。
アドオンをインストールすると、以下のようなツールバーが追加され、ここに、チェックしたい情報をクリップしていくようになっています。
情報を追加するには、その情報提供サイトがWebスライスに対応している必要があります。
現在のところ、海外のサイトでは[eBay]や[StumbleUpon][Hotmail]などが対応しており、日本国内のサービスでは[Yahoo!(オークション)]をはじめ[価格.com][goo][MSN][楽天]などが対象となります。
IE8のアドオンギャラリーで海外の対応サービス一覧、国内の対応サービス一覧が紹介されていますので参考にしてください。
*WebChunksをインストールしていてもアドオンギャラリーからFirefoxにWebスライスを追加することはできません。
上記のような対応サイトにアクセスして対象のエリアを表示すると、WebChunksツールバー左側のボタンをクリックした際、追加できるスライスがリスト表示されるようになります。
ここでそのスライス名をクリックすると、追加ダイアログが表示されますので、OKをクリックします。
これでブックマークのようにWebスライスが追加されます。
今後はどんなサイトを閲覧していてもこのボタンをクリックするだけで、いつでもその部分の最新情報をミニウィンドウで確認できるようになります。
ポップアップウィンドウ上部には、元サイトへ移動できる[Open]、不要になったスライスを削除する[Delete]、内容を更新する[Reflesh]ボタンも容易されています。
また、上記対象サイトにアクセスした際、エリアによってはマウスオーバーで以下のようにWebChunks対応であることを示すボタンが表示されるようになります。
このボタンをクリックすることでも同じようにスライスを追加することができます。
また、gooなどのポータルサイトでは、WebChunksのツールバーボタンをクリックした際、対象となる複数のエリアが表示されるようになっており、好みの情報を選んで追加することも可能です。
上記のように、Webサイト中の特定エリアをブックマークのように利用することで、オークションの状況チェックや天気予報、株価などをいつでもワンクリックで表示することができる便利なアドオンです。
IE8は使わないけどこの機能は欲しい、という方にはおすすめのアドオンです。
ダウンロード:WebChunks(Firefox Add-ons)
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