このGoogle Analyticsで得ることができる詳細なレポートを、SEO対策やユーザー動向の把握に活用されている方も多いと思いますが、これらのレポートは、ただ見るだけでなく、生かすことが重要です。
突然アクセスが増えた、または減ったときは、その理由を考えることなども重要ですね。
そのような時、アクセス解析の画面上にそのサイト管理記録を付与することができれば、何をしたとき、どんな事が起こったかなどを把握しやすくなるかもしれません。
そんな目的のために開発されたFirefoxアドオンが「GA Notes」です。
「GA Notes」は、Google Analyticsのレポート画面内に、メモ帳を付与することができるアドオンで、こうしたサイト管理上の出来事などを記録し、リスト化して参照することができるというアドオンです。
アドオンをインストールし、Google Analyticsのレポート画面に移動すると、画面上部に[Show Notes]というボタンが付与されます。
このボタンをクリックすると、「ノート」がドロップダウン表示され、記録者名、日付、メモ本文を記入することができるようになります。
メモを記録し右側の[Save]で保存すると、以下のようなスタイルでメモがリスト形式で表示されるようになります。
作成後も、編集・削除が可能で、複数のユーザーでレポートを管理しているような場合でも、個別にメモを残すことができるようになっています。
<動作イメージビデオ>
こうして、管理記録などをメモしておけば、レポートに大きな変化があった場合、具体的に何をしたからこうなった・・・という理由付けができるようになるかもしれません。
また、多くのメモがある場合、キーワードで絞り込みも可能なほか、記録した内容は、XMLやCSV形式でダウンロードすることもできるようになっています。
ただレポートを眺めているだけの方も、こうした手段で変化に理由付けができるようになれば、さらなるアクセスアップが見込める方法を見つけ出すことができるかもしれませんね。
ダウンロード:GA Notes
(一旦ダウンロードしてからインストールしてください。)
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